中国共産党第16期四中全会に、江沢民はこの問題をはっきりすべきだ(写真)
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文/王磊

 明慧日本

 ある日、私は仕事のため、病院の廊下で歩いていると、そこで友人とであった。彼の近くに来て、私は始めて、彼の体には煙で燻させたように、皮膚移植がなされたところもあったことに気づいた。彼の両手はぶら下がったままで、私は近づくこともできなかった。私は緊張して「どうしたんだ、それは?」と聞いた。彼は「ガソリンに焼かれた。」と言った。私は冗談を混じえながら「だったらなぜガーゼを巻かないのか?ほら天安門焼身自殺事件の負傷者はみなガーゼで巻かれていたぞ。」と言った。彼はただ笑って、なにも言わなかった。

やけどした病人は空気に曝して、看護用員は専用の服を着用し、マスクをして感染することを防ぐ

 私が病院の中のある病室で仕事をしているときに、そのやけどした友人がタバコの火を借りに来た。私は彼が焼かれた情況を詳しく尋ねた。彼は会社の機械を修理するときに、ガソリンでパーツを洗っていた。洗い終えてから、彼の同僚が使っていた松明の火が揮発しているガソリンに引火して、彼の皮膚を焼いたといった。私は彼に「松明の火がなぜあなたを焼くことができたのですか?」と聞くと、彼は「ガソリンを使っていたからだ。」と応えた。さらに、「焼かれてから何日経ったのか?」と聞くと「もう、十日はすぎている。」と彼は応えた。

 私が、「どのくらい焼かれたのか?」と聞いたら、彼は「ほんの二、三秒程度だ」と言った。私は耳を疑って「たったの二,三秒でこんなに酷くなるのか?」と聞くと、彼は槌を打つ様に「たったの二,三秒だけだった」と応えた。

 彼の体は酷く焼かれていた。ところによって皮一枚がはがれていて、新しい皮膚が露呈していた。特に背中は最も酷かった。焼かれたところは薬を塗られ、大面積のかさぶたができ、ところどころに血がたれていた。

 そのときに、私は病室の人に「ほらみてください。彼が焼かれてからもう十日たっています。それでもなおこの通りです。もしガーゼで焼かれたところを被せたら、どうなるでしょうか?」と問うた。病室の人は「そのように処置してはいけませんよ、傷口は化膿するでしょう。ただ薬を塗って、空気の中に曝すしかできない。」と応えた。

中央テレビの“天安門焼身自殺事件”番組の中の“やけど負傷者は全身にガーゼを被せられていた。記者も専用の服を着ないで、マスクも使わずに大胆にインタビューした。

 私はそこで、「天安門焼身自殺事件の中で、法輪功学習者が天安門で焼身自殺を図ったというが、なぜ焼かれてもみなガーゼで覆われていたのか?」と問うた。病室の人はみなはっと悟ったように同時に「それは嘘だったのか」と言った。

 実にたくさんの人が実践の経験でこの常識を得た、「火で焼かれた人は、ガーゼでやけどしたところを覆ってはならない」と。

 そして、その友人が私に「私が、やけどをしたときは、ものすごく痛かった。地面に跪いて立ち上がることができなかった。病院で塩酸インデノロール(麻酔薬)による注射を受けてから、痛みが始めて緩和するようになった・・・。」と言った。

 王進東がそこまでに焼かれているにもかかわらず、まだ、そこに落ち着いて座って声高な“せりふ”を叫んでいた!

王進東は落ち着いて座っていて、声高にはっきりと叫んでいた。自分の身分をはっきりさせてから絨毯を被るようにしていた。(注意:王進東の両足の間にある緑色のペットボトルが“大火”の後にも関わらずなんの損壊もない!?)

 中国共産党第16期四中全会に、江沢民は中央にこの問題をはっきり解釈すべきだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/10/83816.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/9/12/52331.html)     更新日:2011年12月26日
 
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