5カ月間拘禁された80歳の林作英さん 裁判に直面
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 【明慧日本2019年12月16日】(広東=明慧記者)広東省広州市天河区の80歳の法輪功学習者・林作英さんは、2019年7月9日に外出した際に、広州市公安局公共交通支局の警官らにより連行され、広州市第一留置場に拘禁された。林さんの案件の公文書はすでに広州市海珠区裁判所に渡され、裁判所は12月12日に裁判を行なうという。

'林作英'
林作英さん

 公共交通支局は林さんがサーバーを使って法輪功迫害の真相を広めた疑いで、2019年5月13日に、地鉄黄沙駅派出所の警官らは林さんを連行する計画を立てた。2019年7月9日、林さんは外出した際に、待ち伏せていた偵査二大隊の警官らに広州市第一留置場まで連行され、その直後に家宅捜索を受けた。2019年8月中旬、広州市検察庁より林さんに対する逮捕令状が発付された。2019年10月、広州市公安局は林さんの案件の公文書を広州市検察庁に渡した。そして10月中旬に公文書は海珠区検察庁に回され、現在、すでに海珠区裁判所まで回された。

 林さんと一緒に連行された法輪功学習者は、馬民慶さんと母親の王雪禎さん(79)、張恵さん(60代)、梁恵嬋さん(77)、呉麗娟さん、陳耀蘭さん、曾加庚さん(77)の7人である。現在、他の7人の学習者もすべて裁判所に起訴された。

 林さんは二十数年間法輪功を学び、心身とも健康になったが、法輪功を堅持したため、二度も洗脳班に送られ、ひどい迫害を受けたことがある。2003年2月21日、林さんは海珠区で法輪功の資料を配布したため、半月間拘束された後、広州市天河区洗脳班に送られた。2010年10月8日、林さんは華南理工大学に行き、迫害の真相資料を配布したため、天河区五山派出所の警官らにより連行され、広州市洗脳班で数カ月間拘禁された。

 林さんは高齢のため、サーバーについてよく知らず、使い方も分からないという。家宅捜索された時、何の資料も見つからなかったという。現在、林さんは拘禁されて5カ月が経過した。留置場の食事は非常に粗末で、コンクリートの地面に直に寝させられている。布団も薄く、林さんがこの冬の寒さに絶えられるかどうかが心配される。

 海珠区裁判所は人道的観点から考えて選択し、直ちに林さんを帰宅させるように強く望んでいる。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/4/396642.html)
 
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