北京の侯俊文さん 懲役2年の冤罪の晴れぬまま死亡
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 【明慧日本2020年1月6日】(北京=明慧記者)北京市朝陽区の法輪功学習者・侯俊文さんは懲役2年の実刑判決を不当に言い渡され、2019年1月29日に北京で冤罪の晴れぬまま、この世を去った。侯さんの死亡は、家族と友人達に大きな悲しみをもたらした。この一年近く、家族や友人達の限りない回想の中で、この善良な年配者の侯俊文さんの事を追想してみたい。

 侯さんは生前に相手認証(本人確認)(訳注:IT関連の技術)分野の専門家で、多くのプロジェクトの認証に参加したことがある。またそれに加え、優しくて真面目な法輪功修煉者であった。1999年「7.20」以降、侯さんは修煉を堅持し、法輪功の真相を人々に伝えてきたため、数回に渡り酷い迫害を受けた。

 侯さんは2017年5月に、法輪功迫害の真相資料を配った時に陥れられ、北京市朝陽区和平街派出所の警官らに連行され、家宅捜索受けて家財と法輪功の書籍を押収された。体調不良が原因で、侯さんは留置場側に入所を拒まれ、仮保釈の手続きを取った。

 しかし、2017年末に侯さんは北京朝陽区温榆河裁判所に懲役2年の実刑判決を言い渡され、罰金4000元(およそ6万2000円)を科された。身体の具合が非常に悪く、それが原因で刑務所外で刑が執行された。

 侯さんは迫害を受けても、いつもと変わりなく平穏な心構えで公安局、検察庁、裁判所の関係者に真相を伝えた。

 2019年1月、侯さんは朝陽区小関司法所の工作員に罵られ、電子手錠をかけられ、心理的に大きな圧力を受けた。その後、侯さんは健康状態がますます悪化する一方で、2019年1月29日に無実の罪を晴らせないまま亡くなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/3/398457.html)
 
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