色欲の心を認識し 法理に従って修める
■ 印刷版
 

 文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2020年5月5日】私は大法修煉者として、色欲の心を取り除いておらず、甚だしい場合は強く現れています。自分は努力して取り除いていると思い、毎回、発正念をする際に色欲の心を取り除く一念を入れていました。努力して排斥するようにしていますが、なぜ取り除けないのでしょうか? このことに苦悩し、色欲の心は自分の体に張り付けられているようで離れていきません。この状態が危険であることを知っており、とても焦っていました。

 私に、色欲の心を取り除く願望があるのを見られた師父は、啓示してくださり、連続して色欲の心を取り除く文章を数篇読むことができました、その中の一篇は師父の説法が引用されていました。師父は「僕は普通の人ではない。煉功者だ。法輪大法を修煉している僕にはこんなことをしないでほしい」[1] という法理を説かれ、私は一瞬目が覚めたかのように、多くの事が分かりました。

 私がまず悟ったことは、色欲の心を取り除くためには、この執着心は自分ではないということを理解することが大切です。今までは色欲の心と自分を一体と見なし、自分の心にこの執着がありましたが、実はそれは外来の物質で、邪霊の憑き物だったのです。自分の本性は善良で純潔なので、これらのよくないものは持っていません。

 一篇の文章で述べられたように、ある色欲の心が強い同修は、色欲の心を自分自身だとずっと思っていました。その同修はある日夢の中で体の横に一匹の蛇(その色欲の心の物質)がいて、彼がこの蛇を捨てると、その後、色欲の心がなくなったそうです。よくない念が現れた時、排除するだけでは不十分なので、強大な法の力でその物質を消滅させなければなりません。法の威力は限りないのです。

 私は師父の法理を繰り返して暗唱しました。「僕は普通の人ではない。煉功者だ。法輪大法を修煉している僕にはこんなことをしないでほしい」[1] と念じれば、一瞬のうちに常人と区別され、高い次元に立ったと感じました。高い次元で色欲の心の物質を見た時、その物質は自分の下の次元にあって、取り除くことが難しくなくなりました。「法輪大法を修煉している僕にはこんなことをしないでほしい」[1] という法理から悟ったことは、宇宙の理はあなたがいらないもの、認めないものを強制的に加えることは許さず、それは罪になります。この法理から私は自分が選択すべきことが分かり、私がいらいないもの、強制的に加えられるものは、宇宙の理に反し、宇宙の理はその物質を取り除いてくださいます。「僕は普通の人ではない。煉功者だ」[1] という法理から悟ったことは、これは私の光明なる選択であり、私が必要とする生命がたどる場所です。私がこの一念を強く持っていれば、誰が私を妨害することができますか? 繰り返して念じる中で正念がますます強くなり、法の力がこれらのよくない物質を消滅してくださり、徐々に色欲の心が弱まっていくのを感じ、異性を見ても邪念はますます少なくなりました。

 時にはこの色欲の心はとても狡猾で、脳裏に一瞬現れては消えてなくなります。異性と話して、その念が現れるとき、「滅」と、一念を発すれば消えてしまいます。この執着心が時には自分に錯覚を与え、この法理は色欲の心を取り除くこととは無関係と思わせ、法理を忘れさせ、そして、絶えず色欲の心の念を現そうとします。その現れがどんな状態であれ、繰り返しこの法理を念じて、念じて、念じていれば、ほかの空間においてこのよくない物質は取り除かれていきます。これは法の威力であり、大法があなたを同化させ、あなたを浄化しています。

 私はこれらを悟って間もなく夢を見ました。地上に多くの魚が死に、中に一匹のナマズがいました。私の思想体系に色欲の念がかなり少なくなり、以前のように強くなく、一種の軽やかな感覚を持ちました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/28/404468.html)
 
関連文章