無神論のつまらない石は打ち壊された
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 【明慧日本2020年5月22日】退役した古い軍人である夫は、今年70歳あまりになる。共産党に入っていて、退役してからは地方で警官になった。無神論の害毒を受けていたので、神様、佛様を信じず、とても現実的で、人生の哲理と呼ばれるものも持っていた。つまり、人は食事を食べないと駄目で、お金がないと駄目だ、ということである。

 ここ数年来、体の状況はとてもまずく、万病を患っている。最もひどいのは肺気腫、気瘤で,両側の肺葉に良い場所がなかった。1年以上もビルから降りることができなかった。2017年から今まで、毎年十数度入院し、ようやく退院したら、何日か経ってまた病院に入り、病院の常連になり、お金はかなりかかり、その苦しみは大変なものだった。

 私は法輪功を二十数年間修煉し、全身の病気がすべてなくなり、大法の非常な不思議さと超常なることを示し、これらの変化について夫はすべて自分の目で見ており、私は何度も彼に大法のすばらしさを説き、大法が迫害される真相を伝え、そして例を挙げながら、大法には病気を追い払って健康を保つすばらしい効き目があると彼に話し、彼を啓発し、呼びさまし続けた。しかし彼はどうしても頑固な岩のようで、話を聞いてくれず、信じなかった。私が「あなたは自分の目で私が法輪功を修煉した後、病院で治療できない病気がすべて良くなったのを見ましたね? これは事実でしょうか?」と彼に聞いたが、私がどう聞いても、彼はもう答えず、黙黙と抵抗した。

 2019年の冬は全体として彼はほとんど病院に住んでいたので、12月末にやっといやいやながら退院して家に帰った。中国の新年の日になったら、体は支えていられなくなった。しかし今日は新年だと思うと、子供たちや孫たちがすべて帰って来るので、病気のことでみんなに心配をかけないようにと思うと、1日は我慢しなければならなかった。旧暦の元日、病状がひどくなった。息切れし、座れず、寝れず、気が晴れずに目を大きくしてにらみつけ、呼吸が途切れ途切れになり、同時に高熱があり、体温を測ってみると39度余りで、危機的な状況で、私も焦った。

 疫病発生の情況の中で、彼は調子の良かった双葉の肺まで悪くなり、熱も出てしまった。もし病院へ診察を受けに行けば、必ず中共ウイルスと判断され、それでは私達の全家族がみんな隔離されなければならない。そこからはずっと気がかりだった。夫はまた体調を崩してしまった。夜の前半、私はまばたきを1回もしなかった。夫も苦しさで寝つけないまま、午前1時過ぎになり、正月二日目になっていた。高熱は依然として退かず、そしていつ呼吸不全で窒息死してもおかしくなかった。私はとっさの機転で、「あなたは誰が背水の陣で戦うか知っていますか?」と彼に聞いた。すると彼は「それは……どんな意味ですか?」と反問したので、私は「病院には期待しないでください。あなたに他の方法はありません。あなたは誠に『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』の真言を念じて先生に頼んで救ってもらうしかありません」と言った。彼は現在の状況をとてもよく分かり、生きる道を求める渇望は彼に力を尽くして用いさせ、ぶるぶる震える声で、心から「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と呼びかけた、また「李洪志大師助けて下さいお願いします!」と言った。ここで中共の無神論に深く毒された頑固者は、ついに無神論の束縛を突き破って、生と死の交差点で大法を認め、そしてずっと真言を黙読した。

 2時間過ぎて午前4時になった。彼は全身にたっぷり汗を流し、熱が下がった。胸の窮屈な感覚がなくなり、呼吸は安定し、彼はとても長い間、こんなに心地良い感覚はなかったと言った。

 彼は非常に興奮して、徹底的に法輪大法を、そして師父が人を救いに来たことを信じた。無神論の邪悪の毒害が徹底的に打ち砕かれた。

 今、彼の体はだんだん回復している。彼は自身が危篤に陥っている時に自分の命を救ってくれたと師父に大変感謝している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/6/404852.html)
 
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