北京大学の定年退職の高級エンジニア、再び拘禁
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 【明慧日本2020年7月26日】北京大学の定年退職の高級エンジニア、法輪功学習者・李占金さん(72歳女性)は、身柄を拘束され、不当に拘留されてからすでに9カ月以上経った。留置場は家族の面会と通話を禁じ、衣服とお金を届けることだけを許した。

 李さんは2019年9月29日、北京市海淀区公安支局、燕圓派出所の警官に身柄を拘束され、家財を押収された。李さんは今も海淀区留置場で拘留されている。

 李さんは1996年から法輪功を学び、「真・善・忍」に従い、自ら律し、心身とも健康を取り戻した。1999年の7.20以降、李さんは何度も拘留され、洗脳され、労働教養処分に科され、不当な判決を宣告された。

 (一)5回も不当拘留

 1999年7月22日午後、李さんは北京で自転車に乗って陳情へ行く途中、北京市公安局に連行され、翌日の昼まで拘束された。12月26日、李さんは北京中級裁判所で傍聴したという理由で1日拘束された。

 2000年4月13日、李さんは天安門へ陳情に行ったという理由で拘束された。同月17日、李さんは自宅で身柄を拘束され、24時間拘束された。7月19日夜、燕圓派出所は話があるを口実に李さんを学校の警備部に騙し、炮局で1週間拘束された。2001年の旧正月前、李さんは他の学習者の自宅を訪問した時、身柄を拘束された。

 (二)強制に洗脳され、1年6カ月労働教養処分に

 2001年3月26日、李さんは大興県にある労働教養所に連行された。同年4月、強制に1カ月間、洗脳された。李さんは迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。同年11月の初め、公安は李さんの仮の住所を見つけ、身柄を拘束した。罪名はいわゆる「不法集会」という。2001年10月、李さんは1年6カ月の不当な判決を宣告され、北京市女子刑務所で迫害を受けた。

 (三)懲役3年の実刑判決に

 2009年12月29日、李さんは海淀区図書城で海淀区派出所の警官に身柄を拘束され、当日夜に海淀区留置場に拘留された。李さんは海淀区留置場で14カ月近く拘留させられ、迫害を受けた。家族との面会は禁じられ、長時間にわたって腰かけに座らせて、動くことや別の所を見ることすらも許されなかった。その結果、李さんは意識もうろうになり、両目がぼやけ視力が下がり、歯も抜けた。

'体罚示意图:长时间罚坐小凳(一个动作不许动)'
体罰イメージ図:長時間にわたって腰かけに座る(動かず)

 2010年7月、李さんは海淀区裁判所に開廷され、懲役3年の実刑判決を宣告された。2011年3月14日、李さんは北京女子刑務所に移送され、2012年12月28日、刑期満了で家に戻された。

 (四)再び9カ月以上拘禁

 2019年9月29日午前、海淀区公安支局、燕圓派出所の警官ら7人は李さんの自宅に侵入し、李さんの身柄を拘束したうえ、法輪功の関連書籍、パソコンなどの私物を押収し、全過程を録画した。その後、李さんは西北旺海淀公安局の法律執行委員会事務室で取り調べられを受け拘留された。現在、李さんは海淀区留置場に拘留され、家族は李さんの状況を把握できないという。。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/21/409310.html)
 
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