【明慧日本2020年8月31日】（カナダ＝明慧記者・章韵）中共ウイルス（武漢肺炎）が全世界に蔓延し甚大な被害がもたらされたことで、世界は目覚めた。天は中国共産党（以下、中共）を滅亡させることになる。中国人はいままで所属していた中共組織から脱退することで自分の身を救うことができる。カナダ脱党サービスセンターは8月9月を、「脱党月間」と位置づけ、毎週土曜日に「三退自動車パレード」のイベントを開催し、中共の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退した3億6000万人に声援を送っている。同時に、中国人の同胞および華僑にたいして、中共の本質を認識させ中共が中国国民にもたらした苦痛や災難などを思い起こさせている。彼らはこの大切な歴史の大転換期において、歴史の証人となるだけでなく、歴史を変える原動力にならなければならない。

　8月15日と8月22日の土曜日の午後に、カナダ脱党サービスセンターの自動車パレード隊は、トロント市の中心部マーカム、スカーバラ地区、ノース・ヨーク、ニューシティでパレードを行なった。

　8月15日、45台の自動車が三組に分かれて、ヨークの賑やかなセントラル・ストリート、ベイビュー・アベニュー、スカーボローのマクゴワン・アベニュー、シェパード・アベニューとトロント北部小さな町アローラを経由して、 1時間半かけて午後4時にゴール地点に到着した。

　8月22日、55台の自動車が4組に分かれ、トロント市の中心部マーカム、スカーバラ地区、ノースヨークとニュー ・シティを2時間かけて一周した。

　同日、カナダの西部にあるカルガリー市でも集会や自動車パレードが行われた。集会の後、20台の自動車の天井には、「天が中共を滅ぼす」、「中共はもっとも邪悪なウイルス、全世界に被害をもたらす」、「中共は嘘つき、国民を死なせる」など、中国語と英語で書かれたパネルを取り付けている。チャイナタウンを出発して、市の中心部を数周し、そして北区のオールド・タイ・トン・ワ・スーパーマーケットに行き、西の方向に進み、折り返してスーパーマーケットに戻り、所要時間は約2時間であった。

　トロント市中心部マーカム、スカーバラ地区、ノースヨーク、ニューシティでの自動車パレード

　三退した中国人「あなた達に敬意と感謝を伝えるためにきた」

　自動車パレードが終了し、ボランティアをしている学習者達が、駐車場で自動車の天井に取り付けたパネルを取り外している時、中国からの移民で50歳代の男性が訪ねてきて、「私は、あなた達に敬意と感謝を伝えるために来ました。あなた達の継続的な活動と行なってきたすべてに感謝します。もし、あなあた達の頑張りがなければ、今日のアメリカが率先して中国を制裁するような状況にはなっていません。 あなた達はほんとうに素晴らしいです。ありがとうございました」と語った。

　「先ほど、自動車隊を見た時、衝撃を受けました。私は車でパシフィック広場をよく通るのですが、あなた達が掲げた横断幕をよく見かけました。中国領事館の前でも法輪功の真実が伝えられ、配られている資料を受け取ったことがあります。私は商売をしていますが、中共がどれだけ悪いかよく知っていますし、最近、歴史を見れば見るほど中共の悪辣さがよく分かりました。卑劣な中共は法輪功だけを迫害しているのではなく、キリスト教も迫害をしています。私はキリスト教徒です」、「今日、自動車の上のパネルを見て、とても感動しました。よく書けており、素晴らしいと思いました。あなた達の活動の継続はとても素晴らしい。あなた達の精神に私はとても敬服しています。あなた達の弛まない努力があるからこそ、アメリカを分からせたのです」と話した。

　「私はあなた達のことを心配し、あなた達をよく見かけましたが、しかし近づきませんでした。今日、ここに来たのは、あなた達に感謝するためです」と、彼は話しながら親指を立てて学習者を称賛した。

　彼はさらに、「私は友人に話したことがあるのですが、学習者は長年の間、ずっと継続して頑張ってきました。ほんとうに素晴らしい、あなた達は我が国（中国）の希望です」と話した。

　学習者は彼に三退の意義について説明すると、彼は潔く「高明」という仮名で中共青年団から脱退した。それから彼は、妻は必ず三退に同意してくれると言い、「高慧」の仮名で三退した。

　「法輪功学習者はほんとうに素晴らしい」

　中国の江蘇省から来た趙さんと友人は、自動車パレードの事を聞きつけ、興味があって訪れた。学習者は彼らに三退について紹介した時、彼は少しは知っていたが、共産党員ではないため、脱党を考えたことはないという。三退は共産党員のみならず、共産青年団員、少年先鋒隊も含まれると知った趙さんは、青年団に加入したことがあり、直ぐ脱退すると話した。

　趙さんはさらに、「法輪功学習者はほんとうに素晴らしい、私は一部の学習者と会ったことありますが、彼らは律儀で真面目です。しかし国内で非常に悲惨な迫害を受けています。多くの学習者が連行されたことを、私は知っています」と話した。

　「中共の統制は非常に独裁的で、三歩行けば見張りがいると思えば、五歩行けばまた監視がいます」、「天が中共を滅ぼすのは間違いありません」と趙さんは話した。

　中共は全人類の共通の敵である

　パレードに参加した自動車の中で、イラン語で書かれたパネルを載せた車がいた。その車を運転しているのはイランからカナダに移民したモハマド・エスマイリさんである。彼は「このパネルのデザインの象徴は、伝統的な古典、シャーリヤとライオンの戦いに由来しています。 全イラン国民を代表して、シャーリヤは赤龍の象徴である悪の中共を滅ぼすのです。 これは『すべてのイラン人が団結して中共にノーと言う』ことを意味をしています。 このほか『イラン』の文字は、イラン国旗の色である緑・白・赤でデザインしています」と語った。

　エスマイリさんは、「中共は悪魔であり、中国人だけの敵ではなく、全人類の敵でもあります。だから、私たちは団結して中共を滅ぼさなければなりません」と述べた。