ドイツの記者 [真・善・忍」は今の世界に重要
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 【明慧日本2020年9月1日】(ドイツ=明慧記者・德祥)ミュンヘンの法輪功学習者(以下、学習者)は8月21日、ホーエンツォレルン広場で初めて法輪功迫害の実態を伝える活動を行なった。活動の目的は、地域の人々に法輪功と中国で起きている迫害の実態を理解してもらうことである。 人々は迫害に反対する署名を行ない、そして学習者に真実を伝えてくれたことに感謝した。社会教育者カロリン・ミュラーさんは、「人間の尊厳のために署名します」と述べ、「法輪大法の原則の『真・善・忍』はとても素晴らしく、これこそが神と世界の人々が実践すべき事です」と語った。

'图1:二零二零年八月二十一日,慕尼黑法轮功学员在霍亨索伦广场(Hohenzollern Platz)举办了信息日活动。'

8月21日、ホーエンツォレルン広場で行われた活動

'图2~3:法轮功学员展示<span class='voca' kid='86'>功法</span>。'

ホーエンツォレルン広場で法輪功の煉功動作を実演する

'图4:社会教育工作者米勒女士(Karoline Müller)表示“法轮大法的准则(真、善、忍)太美妙了。”'

社会教育者カロリン・ミュラーさん

 中国で、中国共産党(以下、中共)が21年間、学習者に対して「真・善・忍」の修煉を禁じ、残酷な迫害を行なっていたことを聞いて、ミュラーさんは、「信じられない! 恐ろしくて、全く理解できません。今の世の中は金銭に支配され、貪欲と物欲が人間を滅ぼしてしまいます」、「あなた達のような人がいて、人々に身近に『真・善・忍』のメッセージを伝えているのは素晴らしい事です」と話した。

 学習者のインフォメーション・センターは、地下鉄駅や路面電車とバスセンターのある場所に設置され、人々の注目を集めた。横断幕を掲げ、迫害展示パネルを広げ、法輪功の煉功動作を実演した。また、スピーカ―を通して法輪功とは何か、なぜ中共の迫害を受けているのか、学習者からの臓器狩りの犯罪などを伝えた。立ち止まって放送を聴く人、パネルや資料を読む人、署名をして中共の迫害に反対する人々がいた。

 ジャーナリスト「真・善・忍は現在の世界にとって、とても重要である」

'图5:记者维格纳尔(Marcel Wegener)拿着带有“法轮大法好”字样的小莲花非常高兴。'

ジャーナリストのマルセル・ヴェゲナーさん

 マルセル・ヴェゲナーさんは、長きにわたりジャーナリストとして、編集や司会の仕事に携わっていた。彼は大紀元時報が好きでよく読み、法輪功への中共の迫害を知っている。彼は「私が署名したのは、私は人間だからです」、「世界の裏側で何が起こっているか見てみると、いわゆる政治的反体制派を排除するために拷問をする収容所を作り、このことは隠蔽されています。そのことを思うと、私は肉体的な痛みさえ感じるのです」と語った。

 「ドイツと西欧諸国は、中国のいけないところを指摘はしますが、具体的な策を講じていません」という。学習者が行なっている活動について、とても素晴らしいと話すヴェゲナーさんは、「だからこそ、できるだけ応援したいのです」と語った。

 中共が学習者の生体から臓器収奪をしていることについて、「農場で果物や動物を獲るように、人間の臓器を収奪するのは、あまりにもばかげている」、「中共は、同情する心も社会的能力も知恵もない動物のようだ」と語った。

 中共は「真・善・忍」の信仰を禁じていると聞いたヴェゲナーさんは、非常に驚き、「良い人になるのも違法なのですか? 良い人にもなれないのですか? 実にくだらない事だ!」と憤った。

 「これはイギリスの作家ジョージ・オーウェル氏が著書で、『歴史も、記念碑も、人生もすべてが破壊されるようなことを実現させてはならず、罰せられるべきである』を彷彿とさせる」と心配しながら、「もし、ドイツにおいて現在ここまで発展していなくても、現状は非常に、非常に、非常にその状態(すべてが破壊される)に近づいており、欧米の基準で測れば、中国(中共)のやり方に従ってすでに同じ方向に進んでいます。このような行動を蔓延させ広げさせてはならず、このような行為に舞台を提供してはなりません。中国はこのようなことを行なう大舞台なのです」

 「世界中でこの行為の拡散を阻止し、根絶しなければなりません」、そのため、「真・善・忍」は今の世界にとって重要であるという。「真と善は人類の礎であり、忍と寛容は彼らが恐れていることであり、正に中国(中共)政府は粗末に扱っているだけでなく、根本から無視しています」と述べ、「真・善・忍の三文字は我々人類と動物を区別するものです」と述べた。

 定年退職した建築士「中共はドイツに毒薬を飲ませている」

 学習者が迫害の展示ブースと資料などの準備をしていると、1人の男性が訪ねてきた。「今、署名できますか? 電車に間に合わないので、早く署名したいのですが」と聞いてきたので、学習者は急いで彼に署名用紙を渡した。彼はすぐに迫害反対の署名をした。

 1人の女性は学習者の伝える法輪功の実態を聞いて、親指を立てて称賛した。そして迫害の展示パネルを注意深く読んでから、署名を行なった。彼女は学習者に、「この事(学習者が受ける迫害)を考えると泣きたくなり、とても悲しい」と話した。彼女は学習者の努力に感謝した。彼女は立ち去り、しばらくして戻ってきて、学習者と長い時間話しをしていた。

 定年退職したクロイアさんは署名した後、中共ならこの様な悪い事が行なえると言い、中共の隠ぺいで武漢ウイルスが世界に蔓延し人々を苦しめたことに憤りを感じるという。「私は中共に100億ユーロの(賠償)請求をしたい」と話した。彼はドイツの政財界がいまだに中国市場に頼ろうとしていることに言及し、「いわゆる経済的利益は麻薬のようなもので、中共はドイツに麻薬を与え、ドイツ人を麻薬中毒にさせ、様々なルートでドイツを破壊しています」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/26/410986.html)
 
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