警官は通報者に「時間がない!」と言った
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 【明慧日本2020年9月27日】

 一、警官は通報者に「時間がない!」と言った

 法輪功学習者(以下、学習者)が田舎に行って法輪功迫害の実態を伝えたところ、数人の村人によって派出所に通報されました。

 通報電話を受けた派出所の警官は、大声で 「時間がない!」と言いました。この警官は「実はその時、ちょうどあなた達からもらった法輪功に関するDVDを見ていました。皆さんは『真・善・忍』を実践している良い人たちだと知っています。今までも法輪功に関する告発電話が何度もかかってきたが、私は全部『時間がない』と対応しました」と私に話してくれました。

 あるとき、やむをえない状況下で、この警官は通報された現場に車で向かいました。そこにいたのは知っている学習者だったので、すぐに帰しました。後日、この警官は私に「知らない学習者であっも、派出所に行く途中で彼らを降ろそうと思っていました。そして学習者は逃げて捕まらなかったと伝えます」と言いました。

 この警官はしばしば学習者を保護し、何かあった時には必ず私達に「くれぐれも安全面に気をつけてください」と電話で伝えてくれます。また、学習者に代わって派出所の所長に法輪迫害の実態に関する手紙を持っていってくれます。

 「真・善・忍」を支持する正義ある警官たちは、必ず天の祝福を受けるでしょう。

 二、警官は押収されたお金を取り戻すのを助ける

 2010年5月、李さんは中国の伝統文化を伝える「神韻公演」のDVDを配布したことで、派出所に連行されました。家宅捜索されたとき、警官に殴られて3本の前歯が落とされました。2000元の現金を押収されたあと、不当に3年の判決を言い渡されました。3年後、李さんは姉と義兄と共に派出所に行き、当時押収された現金2000元を取り戻したいと警官に伝えました。派出所の警官はお金を返すのを容赦なく拒否しました。

 そこで、李さんと姉と義兄は、地元の市公安局の陳情窓口に行って、お金の返還を要求しました。そこの警官に事情を話した後、警官は学習者が皆善良な人たちであり、真実を話していると知っていました。警官は「私が派出所に電話します。状況が本当なら返金するように伝えておきます」と言いました。

 この警官が電話をかけた後、「派出所にお金を受け取りに行ってください」 と言いました。その日、李さんたち3人が派出所に行くと、本当に2000元を返してくれたのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/20/309697.html)
 
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