師父のご加持により、私と同修は共に難関を乗り越える
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 文/河北省の大法弟子 白雲  

 【明慧日本2020年9月28日】私の周りのある同修が法の勉強に注意を払っていなかったため、病気になって腰を痛めていました。診療所でマッサージをしてもらいましたが、その後、症状が悪化して痙攣を起こし、ベッドから起き上がれなくなりました。

 私は「もしかすると、大法を修煉する中で何か別のものを混ぜ入れて、それがあなたの状態を悪化させているのではないのか。あなたはこれからどうするつもりなの?」と聞いてみました。彼女は「明日、息子に病院に連れて行ってもらい、検査をしてみる」と言いました。私は「病院に行っても構わないが、師父はあなたの心を見られておられます。少しでも時間があれば、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を唱えてください」と言いました。

 次の日、彼女は病院から帰って来て、私に二つの奇跡を話してくれました。彼女は腰をひねった後、上司の奥さんに休みを取ることをお願いしたところ、同僚が彼女を家まで送ろうと言ってくれましたが、彼女は「大丈夫よ、一人で帰れるから」とやんわりと断りました。最初、彼女は痛みに耐えていましたが、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という九文字を唱え、強風の中を自転車に乗り、家路を急ぎました。そしてその後、あまり痛みを感じなくなったそうです。

 また、彼女は息子さんに連れられて病院に検診に行った際に、椅子に座って「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という九文字を心の中で唱え、唱えているうちに立ち上がったり、前後に歩いたり出来るようになりました。戻って来た息子は、彼女が行ったり来たりして歩いているのを見て驚き「もう歩けて、元気になったのか?」と聞くと、 彼女は「大丈夫よ、私はもう大丈夫だから」と答えました。しかし医者からは「筋膜性腰痛症のため、家に帰って休養してください!」と言われました。

 私は「あなたは大法とこんなに大きな縁があり、師父はあなたを守ってくださったのですよ。しかし修煉の中で、あなたに試練を与えることもあります。お医者さんに筋膜性腰痛症と言われましたが、あなたは病気だと認めますか?  病気かどうか、あなたは自分で選択するしかないのですが、それを病気と認めず、その上で法を学ぶことを選択するのであれば、私は毎日あなたと一緒に法の勉強をします。病院での治療を選択するのであれば、私は気にせず、何も言いません」と言うと、彼女は「私は法を学び、この関を乗り越えることを選びます」と言いました。

 彼女の息子が仕事に行っている間、私は彼女の家に行って彼女の世話をし、彼女と一緒に法を勉強しました。そうこうしているうちに、自分の怠惰さを克服して両家の食事を作ったり、彼女の生活の面倒を見たり、何度も両家を行ったり来たりしました。毎日法を学んで法輪功功法を煉り、正念を発することを怠りませんでした。この間、汚さや疲れ、暑さへの恐怖心などの執着心も克服しました。

 師父の『精進要旨』「病業」や、『轉法輪』の中の「心性を向上させる」、「修煉は専一でなければならない」、「心を正しくもつべし」など、具体的に勉強しました。最初、彼女は腰が痛くて起き上がれず、ベッドに横になって法を学ぶように言いました。彼女がしばらくの間学法していると、目が痛くて見えなくなったので、私が『轉法輪』の本を捧げて法を読み、彼女は私の後について読みました。

 お昼の正念を発する時間になると彼女の腰痛はひどくなり、痙攣を伴う激しい腰痛に悩まされました。心からの九文字を暗唱してもらったのですが、痛みで暗唱できなかったので、彼女のために心からの九文字を紙に書き、それを彼女に心の中で読んでもらい、私は声に出して一緒に読みました。

 彼女は痛みに耐えられず、あきらめようとしていました。私は「そんなことは考えずに、師父にご加持をお願いしましょう。正念を固く持たなければなりません。あなたは心からの九文字を唱え、私は正念を発します」と言い聞かせました。その後、私はまず彼女の空間場を清め、彼女が宇宙大法に同化することを妨害する要素、彼女の身体を迫害している邪悪を滅しました。その時「滅」という言葉が宇宙天体の大きさに負けず劣らず、大きくて強くなるように念じました。

 この間、彼女の空間場の邪悪の要素は、彼女の痛々しい表情を利用して、私を妨害しようとしましたが、これは邪悪が同修への情を利用して、私を妨害しようとしていることを知っていました。私は動じることなく、そこに座って正念を発しました。そして、邪悪は私が同修に干渉することを許さず、邪悪は私を動揺させようとして、怖くて醜い表情で私を怖がらせました。

 私はこれらの恐怖に打ち勝ちましたが、邪悪の要素がまた私に働きかけてきました。私は師父に「邪悪を取り除いてくださいますように」とお願いしました。だんだんと雑念がなくなり、静の状態に入りました。その時、私はある光景を見ました。それは蛇やサソリ、そして、まるで幽霊のようなものが同修を支配して、彼女が法に同化することを邪魔していました。それらが私までも支配しようとして、同修のことに構うな、と私の頭の中に邪悪な思考を入れてきました。私はこれに動じることなく、静かに淡々と邪悪を取り除きました。その結果、邪悪は次々と死んでいきました。

 その頃になると、同修は徐々に立ち上がることが出来るようになり、腰の痛みも軽減していきました。私は「立ち上がれて三つのことが出来るように、師父にお願いしたらどうですか?」と伝えました。彼女が強い正念を出すとすぐに奇跡が起きました。そして歩いたり、家事をしたり、食料品の買い物をしたりすることが出来るようになりました。

 彼女の親戚は起き上がって歩き回り、仕事をしている彼女の姿を見てとても喜びました。彼女自身も「歩くことや家事も出来るようになり、何の問題もなくなりました」と大喜びしました。

 師父は私達がこの難関を乗り越えることを助けてくださいました。師父、本当にありがとうございます! 師父に感謝いたします!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/23/412116.html)
 
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