ベルギーの中国大使館前で迫害制止活動を行なう
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 【明慧日本2020年9月29日】(ベルギー=明慧記者・容法)ベルギーの法輪功学習者(以下、学習者)は9月22日、ブリュッセルの中国大使館前で、中国共産党(以下、中共)が最近、大量に学習者を強制連行したことに対して抗議し、同時に中共の邪悪な本質を暴き、国際社会に中共の21年にわたる法輪功迫害に関心を持つように呼びかけ、暴政を終わらせるために中共の解体と、法輪功迫害の停止を求めた。

 明慧ネットの統計によると、上半期だけで全国28の省と自治区、238の直轄市で、合わせて5313人の学習者(70、80歳代を含む)が強制連行され、嫌がらせを受けたという。

'图1~3:比利时中使馆前法轮功学员反迫害,中共持续二十一年迫害法轮功,呼吁国际社会共同解体中共 、制止迫害、结束暴政。'

ブリュッセルの中国大使館前で迫害制止活動を行なう学習者

 ベルギーの青年は中共の信仰迫害を非難

 ギヨームさんはガールフレンドと世界一周の旅をした際、カナダと香港などで学習者の迫害制止活動を見かけたという。香港市民が「香港版国家安全法」の反対運動の最中に、2人は香港にいた。ギヨームさんは中共が香港人の自由を抹殺した過程を目の当たりにして、自分の意見を学習者に語った。「中共は個人にとっても、自由社会にとっても災いをもたらしている。世界の経済において、多くの政府は中共と対抗することを恐れており、なぜなら彼らは戦略的に中国に依存しているからです。しかし、中国では多くの恐ろしいことが発生しています。このような状況下で我々一人一人が努力する必要があります」

'图4:纪尧姆(Guillaume)说:中共政府活摘人体器官,用老百姓的命去赚钱,贩卖器官,那是一个什么样的政府才能做出这样的事情啊,就是一个魔鬼。'

ギヨームさんは中共の臓器強奪に憤りを顕した

 ギヨームさんは、「中共政府の生体臓器強奪は、国民の命を金に換えており、臓器売買をする政府とはどんな政府でしょうか? それは悪魔の政府です」

 「信仰団体を迫害していますが、信仰は本来自由なのです。信仰を第一に考えなければならず、権威はその次です。中共政府は信仰の自由を許さず、寺院を破壊し、新疆ウイグル自治区のイスラム教に対する弾圧などの行為は中国を危険な国家にしてしまいました」と語った。

 女性警官は学習者を励ます

 活動現場を通りかかった女性警官のシルヴィさんとイザベルールさんは、中国大使館の前で抗議している学習者がどんな迫害を受けているのか知りたいと言った。学習者のニックさんは法輪功が伝えだされた当初、中国人に歓迎されていたこと、中共が法輪功迫害を始めたこと、そして中共は学習者の生体から臓器を強奪して売買し、莫大な利益を得ていることを説明した。

 警官2人は、「この活動を通して効果がありましたか?」と尋ねた。学習者の努力でEU議会はすでに、中共の迫害や臓器強奪の制止決議を採択していること、ベルギーは自国民の中国での臓器移植を禁止していることを説明した。2人の警官は、学習者が一刻も早く迫害を終息させるための継続的な努力を支持すると言った。

'图5:两位女警察和学员合影'

学習者と記念撮影する女性警官2人

 さらに多くの市民が真相を理解する

 ガートさんは自転車を停め、横断幕を読み、中共が邪悪であることを知っているという。学習者に「中国へ帰れるのですか?」と尋ね、帰国できないと知ったガートさんは、「中共は経済を利用して国際社会を牛耳っています。あなた達はとても勇気がある、私はネットで法輪大法の事について調べたいと思います。あなた達の迫害制止活動を支持し、幸運を祈ります」と話した。

'图6:青年盖尔特(Geert):我支持你们反迫害,祝你们好运。'

「学習者の迫害制止活動を支持する」と話すガ―トさん

 会社に向かうマリアンヌ・ドゥヨットさんは、足を止めて学習者の話を聞いた。彼は「法輪功について知っていることは少なく、ネットで勉強させてもらいます」と話し、受け取った資料を友人にも読ませると言い、活動の成功を祈ると言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/24/412212.html)
 
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