ハルビン市の董文秀さん、王玉栄さん 不当に実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年9月30日】(中国黒龍江省=明慧記者)黒龍江省ハルビン市鉄道運輸裁判所(地裁)は9月27日、ハルビン市の善良な法輪功学習者・董文秀さん(59)に懲役2年、王玉栄さん(62)に懲役3年の実刑判決を言い渡した。董さんは冤罪を不服として高裁に控訴した。

 2019年9月11日早朝、黒龍江省公安庁の指示の下でハルビン市鉄道公安局の警官は、いくつかのグループに分かれ、ハルビン市香坊区の法輪功学習者・董さん、王淑藍さん、宛芳さん、王玉栄さん、張海燕さんら数人を強制連行した。情報筋によると、この度の強制連行は長い間準備し、私服警官による数カ月の尾行や監視が行われていたという。

 同日朝5時ごろ、董さんは黒竜江腫瘍医院に強制連行された。香坊区の臨時の住居へ連れて行かれたが、男性4人と女性3人の私服警官はいかなる書類も提示せず、不当な家宅捜索を行った。パソコン、音楽プレーヤー、携帯電話など7点の私有物を押収した。そして、董さんをハルビン留置場に監禁した。

 同日の午前11時頃、7人の警官は玉栄さんが香坊区で借りた臨時の住まいに行き、玄関のドアを破壊して侵入し、玉栄さんの両手を背中に回して手錠で椅子に固定し、不当に家宅捜索を行なった。大法書籍、法輪功創始者の写真、パソコン、プリンター1台、真相の文言を書いた紙幣、現金を含む私有財産を押収した。

 董さん、淑藍さん、宛さん、玉栄さんは留置場に拘禁されて1年になる。警察は2019年の年末、董さん、淑藍さん、玉栄の3人をハルビン市鉄道運輸法院に起訴した。その後、宛さんも起訴された。裁判所は淑藍さんと宛さんに対してすでに開廷審理を行った。

 董さんは良い妻であり、良き母であり、親孝行する良い嫁である。結婚して義理の母親と同居していた。董さんは法輪功の修煉を始めて、生みの親と同じように義母に接し、家事などの仕事は1人で引き受けていた。

 玉栄さんはハルビンベアリング企業の元職員である。玉栄さんは今まで胃がん、冠動脈性心疾患、高血圧症、脳動脈硬化症、婦人病などの疾患を患い、冬になるとベッドから降りることができず、耐えがたい苦痛を味わった。このような玉栄さんだが、 法輪大法を修煉して間もなく、すべての病気が一掃され、精力に満たされて若くなり、実年齢よりもかなり若く見られている。

 1999年7月以来、玉栄さんは「真・善・忍」に対する信仰を放棄しないとの理由で、幾度も不当に強制連行、家宅捜索、強制労働教養、強制洗脳、拷問による強制転向を受けた。この数年来、警官の嫌がらせや連行未遂を受け、帰宅することができず、2年にわたり正月も家族と団らんすることもできず、家族に寂しい思いをさせ、自分も路頭に迷っていた。王さんの親戚と友人らは、「警察は殺人や放火の犯人を逮捕せず、善い人ばかりを逮捕する、一体どんな世の中なのでしょうか?」と嘆いている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/19/411979.html)
 
関連文章