武漢市の銭有雲さん、孫足英さん 懲役2年の不当判決
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 【明慧日本2020年9月30日】(中国湖北省=明慧記者)中国武漢市の善良な女性・銭有雲さん(55歳女性)と、孫足英さん(53歳女性)は、法輪功を修煉しているとの理由で、それぞれ冤罪による獄中生活を4年、5年強いられた。2人が刑務所から解放されて間もなく、今年8月、武漢市洪山区裁判所(地裁)は2人に懲役2年の実刑判決を言い渡した。

 2019年4月23日、銭さんと孫さんは江夏区体育館で、中国共産党の虚言に騙されていた人々に法輪功の素晴らしさを伝えていた際、警官らに強制連行された。そして、武漢市の東西湖第一女子留置場に拘禁された。

 武漢市江夏区の紙坊派出所の警官・文闖はなりたての警官であり、銭さんと孫さんを陥れるために、捏造した資料を作った。

 洪山区検察院は銭さんと孫さんの捏造資料をもとに、2人を洪山区裁判所に起訴した。裁判官・龔永博は弁護士に法輪功学習者の無罪を弁護することに疑問を呈した。

 7カ月後の7月21日、洪山区裁判所は銭さんと孫さんに対してオンライン審理を行った。8月上旬、裁判所は銭さんと孫さんに懲役2年の実刑判決を言い渡した。

 銭さんと孫さんは一審の判決を不服として、9月21日、高裁に控訴したが、高裁は一審の判決をすでに受理したとの理由で、控訴はできないと言った。

 銭さんは1965年6月8日、武漢市生まれ、市食料局飼料部の職員だった。1998年に法輪功の修煉を始め、長年苦しめられていた多くの病が短期間で消え去り、良くない習慣も改まった。

 孫さんは1967年11月8日生まれ、武漢食糧加工工場の職員だった。

 2014年、銭さんと孫さんは法輪功の修煉をやめないことを理由に、懲役4年の実刑判決を受けた。4年後の2018年11月6日に刑期が満了となり解放された。孫さんは間もなく不当に強制労働教養を1年6カ月科せられた。孫さんは、2013年に懲役5年の実刑判決を言い渡された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/26/412299.html)
 
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