湖北省武漢市の梁香姣さん 不当な裁判に直面
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 【明慧日本2020年9月30日】湖北省武漢市蔡甸区の法輪功学習者・梁香姣さん(56歳女性)は2019年7月30日、同市第一留置場で拘禁され、迫害を受けた。同市漢陽区裁判所は今年9月30日の午後6時、梁さんに対して開廷する予定。

 梁さんは以前、リューマチ、中耳炎、乳腺疾患、婦人病など多種の病気を患っていた。2004年、梁さんは他の法輪功学習者から紹介され、とても賛同し、法輪功の書籍1冊とパンフレットをもらった。帰宅後の梁さんはパンフレットの内容をじっくりと読んだ。すると、全身がとてもリラックスできたと感じ、疲労感がなくなった。その後、法輪功の著作である『轉法輪』を読み、法輪功を学ぶと決意した。娘の2人も『轉法輪』を読んでから、法輪功を学ぶようになった。わずか1カ月後、梁さんの身体は完全に回復した。以前は全く荷物を持てなかったが、今はどんな家事もできるようになった。

 梁さんは自分が法輪功から受けた恩恵をより多くの人に伝えたが、それを理由として中国共産党(以下、中共)に身柄を拘束され、労働教養処分を科され、不当に判決を宣告された。

 以下は、梁さんが中共に迫害された事実の一部。

 2006年7月21日、梁さん親子3人は湖北省仙桃市長口鎮で法輪功の資料を配布した際、中共による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、鎮派出所の警官に身柄を拘束された。娘2人は当日、家に帰された。翌日、梁さんは仙桃市第一留置場で拘禁され、その後、1年の労働教養処分を科された。

 2009年3月19日、梁さんは武漢市漢口区の集家嘴で法輪功迫害の実態を伝えたという理由で、江漢区民族街派出所の警官に身柄を拘束され、15日間拘束された。

 同年7月15日、梁さんは漢陽区漢橋村の徐家大湾にある貸家で地元公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束され、家財を押収された。当日夜、梁さんは市第一留置場で拘禁され、1カ月後、江岸区諶家機洗脳班に移送され、迫害された。さらに1カ月後、武漢市第一留置場に戻された。

 2010年7月14日、梁さんは漢陽区裁判所に懲役5年の実刑判決を不当に宣告され、武漢女子刑務所で迫害された。その期間、警官の翟が担当であった。梁さんは囚人に監視され、枷をかけられ、睡眠も禁じられた。梁さんはある日、「法輪大法は素晴らしい」と声を出しただけで、囚人らに床に抑えられたまま、首を絞められ、口も覆われ、別の部屋に運ばれた。

 2019年7月30日、梁さんは数人の私服警官により武漢市第一留置場に連行された。情報筋によると、漢陽区裁判所は今年9月30日に梁さんに対して開廷する予定であるという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/27/412339.html)
 
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