遼寧省本溪市の高齢者・趙鳳藍さん 不当に起訴される
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 【明慧日本2020年10月1日】(中国遼寧省=明慧記者)中国遼寧省の法輪功学習者・趙鳳藍さん(82歳女性)は法輪功迫害の実態を伝えたことで、幾度も強制連行されて迫害を受け、身体が衰弱して歩行が困難な状態で、家で療養していた。7月13日、本溪市平山区の検察官・李悦らは趙さんを起訴したと通知した。

 趙さんは2015年2月7日と、2016年2月23日、往来する人に迫害の真実を伝え資料を配っていた際、本溪市平山公安局の警官らに連行され、2回とも拘束10日間に処されたが、実際は拘束されていなかった。

 2017年5月18日、趙さんは駅前で法輪功の資料を配った際に、警官らに連行された。そして解放された。

 今年6月21日、本溪市の平山公安分局駅前派出所の警官・王岐野が、千金派出所の警官らに指図して、以前、趙さん宅に行った時に趙さんが不在だったため、「逃亡」と見なし取り調べの必要があると言った。そして、千金派出所の警官らは何の書類も提示せず、趙さんを連行した。高齢の趙さんは体が弱く、痩せていて歩行が困難で、話す言葉にも気力がなかった。警察署の2階に上がる時、趙さんを椅子に座らせ2人の警官が椅子を持って階段に登り、降りる時は警官がおんぶして降りた。

 このような状態の趙さんだが、警官・王岐野は尋問用の鉄の椅子に座らせて尋問を行い、拇印を押させるなど、午前10時から午後5時直前まで続いた。家に帰された趙さんはますます衰弱して、心身共に大きなダメージを受けた。

 7月13日、本溪市の平山区検察庁・李悦らが起訴状を持って趙さんを訪ね、これまでの趙さんの行為を本溪市平山区裁判所に起訴したと告げた。趙さんは自分はどの法律に違反し、どんな罪を犯したか分からないと言い、「人々に災難を逃れる方法を教えるのも犯罪でしょうか? 中国共産党の歴史の真実を語るのも犯罪でしょうか? 忘れてはならないのは、市民には知る権利があり、自身の安全と財産を守る権利があるのです」と彼らに告げた。

 ここで、法輪功学習者の迫害に加担している者に、むやみに法輪功学習者を連行しないよう厳粛に警告をする。善良な法輪功学習者を迫害してはならず、彼らは法律に違反していないのである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/17/411899.html)
 
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