北京市の法輪功学習者4人 不当に裁判を受ける
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 【明慧日本2020年10月1日】(北京=明慧記者)北京市の西城区裁判所(地裁)は9月22日、家族に通知もせず法輪功学習者・劉春愛さん、閻永さん、岳利永さん、李爽さんに対して開廷審理を行った。

 4人は西城区留置場に1年1カ月拘禁されている。家族の面会は許されず、4人の安否は確認が取れていない。

 法輪功学習者・李爽さん(28歳女性)は河北省淶水県の住民で、北京の電子部品製造会社に勤めている。2019年8月11日午後6時半ごろ、李さんは北京で路線バスに乗っていたところ、西城区阜成門外派出所の警官らにバスを止められ、連行された。そして、西城区留置所に拘束された。

 情報によると、西城区阜外地区の法輪功学習者・劉春愛さんは警官らに長い間監視されていた。李さんは連行された日の午後、劉さんの家を訪ねた帰り道に、尾行されていた警官らに連行されたという。続けて李さんが勤める会社の社長・閻永さんと妻の岳利永さんも連行された。

 2019年8月26日、李さんの父親・李国林さんは娘の状況を確認するため、親戚1人と北京の阜成門外派出所を訪ねた。午前9時ごろ派出所に入ったが、2人は警察に拘束され、夜遅くに李さんの親戚は解放された。翌27日、地元の淶水県明義郷南秋藍村の村長・劉義が、明義派出所の警官とともに李さんの自宅へ行き、不当な家宅捜索を行ったが、何も見つからなかった。

 北京市の西城区裁判所は、劉春愛さん、閻永さん、岳利永さん、李爽さんに対する開廷審理を今年8月12日に予定していたが、閻さんの高熱が下がらず、中止になった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/25/412240.html)
 
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