昆明市の邱安さん 留置場で死人ベッドに縛り付けられる
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 【明慧日本2020年10月3日】雲南省昆明市の法輪功学習者・邱安さん(47歳男性)は5月11日、自分の店にいたところを警官に連行され、官渡区の留置場に不当に拘禁された。情報によると、邱さんは8月、留置場で断食をして迫害に抗議したため、死人ベッドに縛り付けられたという。 

酷刑演示:死人床(呈“大”字型绑在抻床上)

拷問のイメージ図:死人ベッド
(「大」という文字のように縛り付けられ)

 邱さんは法輪功を修煉して真・善・忍を信奉することは違法でも犯罪でもないと思い、違法なのは江沢民集団の邪悪な迫害政策に従う法曹界の共産党員らだと主張した。そのため、邱さんは警察の不当な取り調べを拒否し、真・善・忍の信条を守り、『憲法』に与えられた合法的権利を守ると表明した。

 邱さんは電信器材の自営業者。5月11日午後、自分の店で仕事をしていたところ、小板橋派出所の警官らにより連行され、家宅捜索を受け、尋問された後、官渡区留置場に入れられた。5月13日、家族は邱さんを救出するように派出所へ交渉に行ったが、担当の警官に乱暴な態度で対応された。「邱を15日間拘留して、その時の状況を見て、逮捕するかしないかを判断する」という。

 邱さんは2018年12月11日午後、自分が経営する店で中国共産党のインターネット封鎖を突破するソフトや法輪功を紹介するパンフレットをお客に無料で渡した時、ある客に通報された。邱さんは警官らに連行され、家宅捜索を受けた。板橋派出所で、警官らに警棒でひどく殴打され、唐辛子水をかけられた。そこで、警官に採血を強要されたが、邱さんは理由を尋ねた。「臓器を摘出するためだ」との返事だったという。警官らに一晩中痛めつけられ、留置場に入る前に身体検査が必要で、邱さんは「骨盤・肋骨骨折」と診断された。邱さんは重症だったため、留置場は受け入れを拒否した。

 その後、邱さんは昆明市公安局の周建忠局長宛てに手紙を送り、小板橋派出所の警官らの暴行を訴えた。

 今年5月、邱さんが再度連行されたことは、昆明市公安局長に手紙を送ったことへの報復行為ではないかと考えられている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/4/410006.html)
 
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