ロサンゼルスで迫害に抗議 江沢民集団の制裁呼びかける
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 【明慧日本2020年10月3日】ロサンゼルスの法輪功学習者(以下、学習者)たちは9月3日、中国大使館の前に集まり、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害に抗議し、さらに中国で不当に拘禁されている学習者を釈放するように要求した。9月13日、学習者たちは再び大使館の前で集会をした。中共による法輪功への迫害がますます酷くなっており、21年にわたる迫害を非難し、各国政府に法律に基づいて首謀者である江沢民を制裁するように呼びかけた。

'图1~2:二零二零年九月十三日,洛杉矶法轮功学员在洛杉矶中领馆前集会,谴责中共迫害,呼吁制裁迫害元凶。'

13日、中共による法輪功への迫害を非難し、首謀者への制裁を呼びかける

 法輪功を迫害する犯罪集団、およびその責任者を制裁するように呼びかける

'图3:美西南法轮<span class='voca' kid='53'>大法</span>学会会长李有甫博士在集会上呼吁制裁迫害法轮功的犯罪集体及责任人。'

李有甫氏、法輪功を迫害する犯罪集団、およびその責任者を制裁するように呼びかけた

 アメリカ南西法輪大法の会長・李有甫氏は、1999年7.20から、中国前国家主席・江沢民が、真・善・忍を信奉としている学習者たちを弾圧し始めてすでに21年になるが、中共が犯した罪は、書き尽くせないほど多いと述べた。

 明慧ネットの報道によると、6月28日、山東省蓬莱市の学習者・李玲さんは、村の支書(党支部書紀)と民兵に連行され、山の上の空いていた部屋に不当に拘禁され、ひどく殴られ7月13日、迫害を受けて死亡したという。重体で傷だらけの李さんは自宅まで運ばれたが、民兵は部屋と外で見張り、死亡した当日に火葬を強制した。

 李氏は「21年前の報道で、迫害を受けて最初に死亡した学習者・趙金華さんのことを聞いてから、我々はここに集まり抗議を始めました。我々はこのようなことが再び発生しないように願っています」と述べた。

 「しかし、江沢民をはじめとする犯罪集団は、法輪功への迫害をますます強化し、連行、裁判、洗脳、拷問などの規模もますます大きくしました。学習者たちは、留置場や強制収容所で死亡するまで迫害を受け、さらには利益のために生きた臓器を摘出され、国際社会に販売されるなど、全世界の善なる人々を驚かせたのです」

 国連が1998年に発布した『国際刑事裁判所ローマ規程』、および2012年アメリカで通過した『マグニッキー法』に基づき、李氏は「江沢民集団が犯したのは、ジェノサイドと人道に対する罪だけではなく、人類が見たことがある中での全ての邪悪を超えているものです」と言った。李氏は国際社会に、法輪功を迫害した犯罪集団、およびその責任者を制裁し、正義を守ることを呼びかけた。

 7月中旬、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国の学習者たちは、それぞれの政府に加害者のリストを提出した。そして、法律に従って加害者に入国禁止、資産凍結をするように呼びかけた。このリストの中には、中共中央の幹部のトップである趙楽際、王茂林、孟建柱、及び在職している610弁公室のリーダー、裁判官、および国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)

の人々も含まれている。

 アメリカ国務院の高官の説明によると、宗教の信仰の自由に対し、酷く人権を侵害した場合、一回でも制裁の対象となるという。

 中共こそ中国に反する勢力、中共を解体して初めて世界平和へ 

'图4:洛杉矶法轮功团体发言人吴英年博士在集会上发言'

ロサンゼルスの法輪功代表・呉英年博士が発言

 当日、ロサンゼルスの法輪功代表・呉英年博士は、中共が法輪功を迫害してきた21年の間、およそ4430人の学習者が迫害を受けて死亡したと話した。「その中の多く人は、拷問を受けて死亡したのです。この謀殺に加担した人が、法的裁きを受けることを希望します」

 「中共は、中国人を迫害しているだけでなく、その手を海外まで伸ばしたのです。例えば、中共が新型コロナウイルスの真実を隠蔽したため、全世界に拡散をもたらしました。今、世界各国は、中共は中国人と違うと認識しており、中共こそ中国に反する勢力だと分かったのです。中共を解体して初めて、中国に良い未来があり、世界に平和と安定をもたらせるのです」

 「臓器狩り」を直ちに停止せよ

'图5:美西反活摘医生协会代表丘吉尔医生(Dana Churchill)'

医者協会代表者・ダナチャーチル氏

 アメリカ西部の「臓器狩り」に反対する医者協会代表者・ダナチャーチル氏は、「中共は、罪を犯している政権です。各方面の実証から見ると『臓器狩り』の問題は今でも存在しています。しかも、ますます悪化しています。中国で、多くの学習者が警察に強制的に採血されたのです」と述べた。

 2006年の「蘇家屯事件」は中共が利益のために犯した「臓器狩り」という罪を国際社会で暴露し、世界の注目を集めた。

 ダナチャーチル氏は「なぜ法輪功への迫害は、21年経った今も続いているのでしょうか。『臓器狩り』を調査した国際人権弁護師のデービッド・マタス氏は、中共の犯罪を無視する行為が、中共ウイルスの大流行をもたらしたのだと指摘しました。中共による法輪功への迫害は全ての人に影響を与えているのです。中国人だけではありません」と述べた。

 ロサンゼルスの学習者、親友の救援を呼びかける

 明慧ネットの報道によると、吉林省長春市の学習者・姜全徳さんは、11年にわたる迫害を受け、今年8月26日に死亡したという。享年66歳。

 姜さんの友人の鮮継軍さんは、吉林省松原市出身で、今はロサンゼルスに定住している。鮮さんは集会で、「2002年、私と姜全徳さんは信念を堅持しているというだけで、松原市の警官に連行され、姜さんは懲役11年の実刑を不当に言い渡され、私は3年の実刑を言い渡されました。今年7月15日、吉林省農安県の公安部門と各地の派出所は、地元の学習者に集団迫害を起こしました。姜さんと妻の孫秀英さんは、古城派出所の警官に連行されました。長年暴行を受けて、姜さんは骨と皮だけになりましたが、警官は姜さんの身体状況を無視し、連行しようと決めたのです。8月26日、姜さんはひどい迫害を受けて死亡しました。妻の孫さんは、農安県の留置場に拘禁されています」と述べた、姜さんの妻の釈放を呼びかけた。

 集会で大連の学習者・任海飛さんの妻の王晶さんは、夫の釈放を呼びかけた。「大連の法輪功学習者・任海飛さん、つまり私の夫は、6月26日に大連市公安局甘井子区の国保と甘井子派出所の警官に連行され、現金と私物を含めておよそ80万元の家財を没収されました。派出所の中で夫は警官に殴れらました。現在もなお家族は誰も会えません」。王晶さんは直ちに夫を釈放して欲しいと述べた。

'图6:集会当天,法轮功学员制作的印有<span class='voca' kid='62'>真相</span>横幅的大卡车在洛杉矶中领馆前绕行,传递真相。'

 集会当日、中国大使館の前に、学習者が作った巨大看板「天が中共を滅する」を貼り付けたトラックが登場

 明慧ネットの報道によると、中共は力を尽くして法輪功迫害の実態を隠蔽しているが、1999年8月から2018年7月まで、統計では中国で2万700人余りが法輪功の迫害に加担しており、悪の報いが報じられた。

 法輪功学習者が、迫害に加担している人たちに対し、「『天が中共を滅す』。真・善・忍を信念としている人達を迫害すれば、中共の道連れになってしまう」と警告している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/16/411880.html)
 
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