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エリート警官、洗脳班で迫害され死亡(写真)

 【明慧ネット2005年12月27日】中国西南部貴州省貴陽市の法輪功学習者・包麗群さんは、法輪功への信仰を堅持したため、今年5月17日に身柄を不法に拘束され、「貴州省法制学習班」に送られた。そこで残酷な迫害を受け、洗脳班から出てまもなく、病気が重くなり、2005年8月20日にこの世を去った。

 

                         包麗群さん

 包麗群さん(女性、56歳)は、貴陽市南明区中南派出所の元エリート警官。法輪功の修煉を始めてから14年間ずっと悩まされ続けてきた慢性腸カタルが完治した。1999年7.20後に法輪功への信仰を放棄しないため、早期退職を迫られた。

 2005年5月1日、包さんは他の学習者とともに法輪功の真相を伝えた際に、中共政権の虚言に騙された人に密告された。捕まった後に現地の留置所に不法に17日間監禁された。5月17日、法制学習班に送られ、強制的に洗脳され、自分への人権侵害に抗議するため、断食を始めた。しかし、警察や看守らに強制的にゴム管で食べ物を注入されたため、血便や下痢が止まらなくなり、容態が悪化した。洗脳班は責任を逃れるために、6月13日に彼女を釈放した。

 釈放された後、容態は一時回復したが、洗脳班で受けた迫害の後遺症で下痢がひどくなり、聴力も衰え、時々意識がぼんやりし、その後、心拍が低下し、腎臓も衰えた。病院に運ばれたが、一週間後の8月20日にこの世を去った。

 貴陽市の「貴州省法制学習班」は、法律を踏み躙り人権を侵害するもので、法輪功学習者のために設けられた洗脳班である。2001年に設立されてから、不法に多数の法輪功学習者を監禁しており、学習者らは毎日24時間監視され、しかも毎日法輪功を誹謗したり、中傷したりする宣伝資料を強制的に見せられている。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/27/117377.html