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吉林・北京:2人の法輪功修煉者が迫害されて死亡

(明慧日本)

 一、吉林撫松県の柳景民さんは迫害により死亡

 吉林省撫松県の法輪功修煉者・柳景民さん(52)は労働教養所から戻ってきてからずっと寝たきりだったが、ようやく良くなっていた。2009年4月23日、撫松県国保大隊の隊長・郭軍は警官を連れて柳景民さん宅に嫌がらせに押し入った。柳景民さんは大変ショックを受けて再び倒れ、2009年4月28日に死亡した。

 柳景民さんは法輪功を修煉した後、心身とも健康になった。99年から中国共産党が法輪功の迫害を始めて以来、柳景民さんは多くの修煉者と同じように法輪功の真相を上申したため、中国共産党に度々迫害された。2回、不法に労働教養と監禁をされ、何回も嫌がらせを受けた。

 2005年12月21日、柳さんが同修の家を訪ねる時、警官・王守亮に後をつけられた。王守亮は当地の警官と共に、柳さんが訪れた修煉者の家に押し入り、柳さんとその同修を不法に連行し、撫松県の刑務所に監禁した。

 柳さんは刑務所で3カ月間強制的に死人ベッドで迫害され、後に1年6カ月の労働教養を科せられた。長春朝陽溝労働教養所で、毎日監視され強制労働と、常に殴られる体罰を受けた。柳さんの腎臓は警官に蹴られて損傷し、毎晩5〜6回トイレに行かねばならず、後には30回以上の頻尿になった。その日の仕事が終わらなければ立たされるか、監禁された。

 酷く迫害され、柳景民さんはだんだん衰弱し、自分で生活することが難しくなった。労働教養所は責任逃れのため、病院に行くことを許可した。柳さんは修煉を放棄することを示す保証書(三書)を強制的に書かされた後、2006年7月に釈放された。

 柳景民さんは家に帰ってからもずっと寝たきりで、病状は一向によくならなかった。四平病院で腎臓を一つ摘出し、退院後もずっと看護が必要だった。

 最近ようやく病状が良くなったところに、2009年4月23日、撫松県国保大隊の隊長・郭軍が警官を連れて柳さんの家に嫌がらせに押し入った。柳景民さんはショックを受け、容態が急変し、病院に急遽搬送されたが間に合わなかった。柳景民さんは2009年4月28日に死亡した。

 二、北京市門頭溝区の陳淑芝さんは迫害され死亡

 北京市門頭溝区の法輪功修煉者・陳淑芝さん(59歳女性)は、2006年3月6日に610弁公室に不法連行され、門頭溝刑務所で迫害された。2カ月後団河労働教養所に転送され、さらに酷く迫害された。長時間寝かせず、長時間鉄椅子に縛られて動けなかった。トイレも行かせず、話も出来なかった。同年12月末、労働教養所は陳さんが不治の病に罹ったので、家族に病院に連れて行くようにと連絡した。、

 元々健康だった陳淑芝さんは、迫害により酷く痩せて、衰弱しきった状態で、家に帰っても610弁公室と警官が頻繁に嫌がらせに来て、労働教養所に連れ戻すなどと陳淑芝さんを脅迫した。陳淑芝さんの体は耐え切れず、健康状態は更に悪化し、2009年4月6日に死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年8月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/2/205745.html

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