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浙江省:食道切開で灌食 陳乃法さんが迫害され死亡

(明慧日本)陳乃法さん(40歳前後の男性)は、かつて福建省霞浦県交通警察の中間管理職を務めた。陳さんの故郷は隣の浙江省温州市にあり、2003年に温州市で法輪功の真相を伝えた時、警察に連行された。懲役3年を言い渡され、浙江省第四刑務所に監禁された。入所中にいろいろな迫害を受けた。野蛮にも食道を切開され、灌食で食べ物を流しこまれ、2004年4月11日に亡くなった。刑務所はわざわざ陳さんの件について会議を開いて、陳さんの死を「円満成就を求めて自殺」とねつ造した。

 浙江省第四刑務所の中では24時間体制で数人が交代で、全ての法輪功学習者を毎日監視している。そして、刑務所内では、ロープの使用が禁じられているので、いわゆる「首吊り自殺」は全くあり得ない。陳さんは、「もし私が刑務所の中で死んだら、決して自殺ではない」と他の法輪功学習者に話したことがある。

 陳さんは法輪功を修煉してから心身ともに大きく変化して、良くない習慣を全部捨てた。かつて家の玄関に「法輪大法は素晴らしい」という「対聯(ついれん)」(中国語の俳句、旧正月に門の左右両側に貼るもの)を貼ったため、2001年5月、不法に強制労働改造を強いられた。期間満了になっても信仰を放棄しないため、3カ月延期された。釈放されてから元の職場に復帰することが許されず、普段の生活や行動を監視されていた。

 陳乃法さんは仕方なく家を出て転々と暮らしたが、浙江省の故郷で再び連行され、不法に懲役2年を言い渡された。

 陳さんは第四刑務所第9大隊の第2中隊中に拘禁されていた。陳さんはずっと「転向」を拒み、「真、善、忍」を固く信奉し、法輪功の真相を伝えていた。警官らは陳さんに信奉を放棄させるため、以前から準備していた独房に陳さんを押し込み、4人の囚人を使って24時間体制で陳さんを監視した。そして、警官の指図を受けて、4人はいろいろな手段でと陳さんを虐待した。

 拘禁されてから1年4カ月後、つまり2004年2月から、警官らは陳さんに対して新たな虐待を始めた。長期にわたって毎日24時間ずっと陳さんを眠らせず、1日に与える食事はわずかで(100g未満)おかずもない、そして強い日差しの下を走らせた。陳さんが疲れきって走れなくなったら、監視役の4人は陳さんの襟を引っ張ったり、殴ったりしていた。

 2カ月も睡眠を妨害され、この非人道的な虐待に耐え切れず、陳さんは断食による抗議を始めた。警官らは無理やり食べさせようとしたが、陳さんが口を開けないため、残忍にも陳さんの食道を切開した。衰弱していた陳さんは、このように苦しめられ、ついには2004年4月11日に亡くなった。

 刑務所は罪を隠すため、陳さんの死後に自殺を偽装した。陳さんの首にロープを巻いて紫色のロープの跡を指して陳さんの兄弟に「自殺」だと嘘を言った。陳さんの弟は遺体の写真を撮ろうとしたが、警官にとめられた。刑務所側は家族に4万元を渡して、口を封じようとした。

 第四刑務所は政府の「特別待遇」と言って、法輪功修煉者に対して何度も採血している。今回のことは、最近暴露された「臓器狩り」事件に関わる可能性が大きいと見られている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年8月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/5/205913.html

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