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四川省:趙海平さんは迫害により入院、父は真相を知らされず

(明慧日本)四川省成都市の法輪功修煉者・趙海平さんは、7月21日夜、アルバイト先の会社で跳傘塔派出所と公安局の警官に連行された。留置場で迫害により病気(留置場によると肺結核だという)になり、現在入院している。元気だった趙さんが病気になったのは、恐らく酷い殴打を受けたものと思われる。

  8月の初め、家族は留置場から趙さんを留置したという通知を受け取った。農業をしている父親と2人の娘さんは趙さんに面会するため、跳傘塔派出所を経て成都市郊外にある留置場へ駆けつけた。しかし、趙さんは7月29日に入院したと知らされた。家族が何の病気で入院したのかと尋ねたところ、肺結核だと答えた。

  家族によると、趙さんは元気で、まだ30代の若者なのに、なぜ、連行されてわずか7日間で肺結核になったのか? この7日間に何があったのか、趙さんは殴打などの暴力を受けたのか?

 そのため、父親は8月24日、再び跳傘塔派出所に行き、事情を聞いた。担当の副所長・薛剛は「このことは跳傘塔派出所と関係なく、武侯公安局が引き受けたことで、うちはただ協力しただけだ。事情は公安局に聞いてくれ」と言った。武侯公安局にやって来た父親は疲れ切っていたが、当直員は父親を中へは入れなかった。父親が何度もお願いして、やっと応接室に入れてもらった。しかし、応接室の担当者は趙さんの入院を否認し、しかもまた、事情を跳傘塔派出所の薛剛に聞くようにと言った。65歳の父親は仕方なく、疲れはてて、再度跳傘塔派出所に戻った。しかし、派出所は「薛剛は今、武侯公安局で会議をしている」と言った。

 父親はあちこち奔走し、息子への心配で心身ともに疲れはててしまった。現在でも責任者は見つからず、誰からも息子・趙さんの具体的な情況と入院した本当の原因を教えてもらえないでいる。

  (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)

  2009年9月2日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/8/26/207201.html

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