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江蘇省淮安市:夫は刑務所に、妻は労働教養所に監禁されている

(明慧日本)江蘇省淮安市清浦区の法輪功修煉者・張翠芳さんは、2009年9月25日午後、淮安市清浦区公安局分局のコウ口派出所所長・洪華に騙されて派出所に行き、すぐに淮安公安局留置場に送られた。張さんは、南京句東女子労働教養所に移送され、1年の不法労働教養を科された。

 張さんの家には、79歳の義理の母と未成年の娘しか残されていない。2人は苦しく寂しい生活を送っている。

 張翠芳さん(53歳女性)は失業者で、淮安市東大街永泉巷53号に在住。夫の沈洋さんは、淮安市淮陰区棉花庄鎮で法輪功の真相を伝えていたとき、通告されて連行された。今年5月、淮安市淮陰区裁判所に不法判決3年を言い渡され、7月20日に江蘇洪沢湖刑務所に送られた。

 その数日後、淮安市清浦区公安局分局のコウ口派出所は、張さんに対する嫌がらせを始めた。張さんはその巨大な心理的圧力が負う限界を超えたため、迫害に抗議し、家を出て路頭に迷う生活をするほかなかった。

 数日前、コウ口派出所の警官と現地の民生委員会の関係者は、生活環境を心配するという口実で、何度も何度も張さんの家に行った。張さんの義理の母と娘に、張さんの生計を維持する責任を負うように、帰宅するようにという嘘の言葉で二人を騙した。そして張さんに対して嫌がらせなどもしないと約束した。善良な二人はすぐ張さんのことを捜した。

 張さんが家に帰ったその日の午後(9月25日)、コウ口派出所所長・洪華は張さんの家に来て、張さんを派出所に行くようにと言った。洪華は張さんの家族に「1時間以内に帰らせる。信じなかったら、一緒に行ってもいい」と言った。張さんの娘は付いて行ったが、張さんが帰ることはなかった。

 現在、このことに参与した警官からの情報によると、張さんはすでに南京句東女子労働教養所に移送されたという。しかし、洪華は張さんの義理の母と娘に、張さんが「学習班」にいると騙し、張さんの娘に、張さんが軽い処分で済むように、家庭貧困の報告書を書かせた。

 現在、張さんの家には義理の母と娘の二人は寂しく、苦しい生活を送っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)

 2009年10月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/2/209491.html

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