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イ坊市:曹軍平さんは10年の重刑を下された

(明慧日本)イ坊市圭文区裁判所は2009年10月18日、不法にイ坊の法輪功修煉者・曹軍平さんに10年の重刑を下した。イ坊当局は 2008年の北京五輪の前に100人以上の法輪功修煉者を連行した。曹さんが連行された後、各方面の圧力の下で、当局はしかたなく裁判を1年あまり延ばした。しかし、つい最近、裁判所は突然曹さんの無罪の弁護をしている弁護士に、10月18日に強引に曹さんの判決を言い渡すことを知らせた。弁護士は急な日程変更により、法廷に出席することができなかった。曹さんの家族も傍聴を許されなかった。裁判所は弁護士と家族が出席していない情況下で、曹さんに10年の判決を下した。 

 2008年7月末、北京五輪の1週間前、曹さんは友人の家でイ坊市国保大隊に不法に連行された。彼女の家は前後2回家宅捜査をされ、家の中の値打ちのある物品、自家用車とすべての預金通帳は全部没収された。その中の大部分は未だに返されていない。その後、曹さんは相前後して不法にイ坊市留置場、青州市留置場に拘禁された。2008年8月8日、曹さんは4昼夜連続して国家保安大隊の6人に24時間交替で取り調べられ、彼らは彼女を眠らせず、目を閉じると水や湯をかけた。また彼女に長時間鉄の椅子に座らせ、最後には失禁するまで虐待した。彼らはやっと1日彼女を家に帰らせた。その後、彼らはまた同様な方法を使い、彼女を3昼夜続けて虐待し、彼女は高熱を発した後全身の赤いしこりの皮膚病になった。その他の迫害については調査中である。

 曹さんの家族は彼女のために無罪の弁護をする弁護士を頼んだが、家族と弁護士は公安局、検察院と裁判所の妨害を受け、恐喝され、家族も公安局に金銭や財物をゆすり取られた。裁判所は開廷の数日前になっても、依然として弁護士が重要な情報を知ることを妨げた。

  2009年7月31日、裁判所は曹さんに対して裁判を行った。当日、裁判所のその他のすべての訴訟事件はすべて停止し、当局は数十人の特別警察と私服警官を出動させ、裁判所は強大な敵に向かっているかのようで、ものものしい警備で、その状況を見た民衆さえいろいろと物議をかもした。法廷での裁判直前、彼らは曹さんの家族の傍聴を妨げた。法廷での審判の時に、弁護士は曹さんのためにすばらしい無罪の弁護をした。曹さんは弁護の過程で、直ちに法廷で無罪釈放を求めた。彼女は法廷ですべての人に対して言った。「私は裁判官に無罪で釈放することを求めます! 心からあなた達がすべて真相を理解することを希望します。そうすれば、あなた達と家族に対してすべてよいことがあります。あなた達にすべてすばらしい未来があることを望みます。善悪には報いがあり、これは天理です。法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法です!」 

  曹さんは裁判官に、公安局が2008年8月8日から16日までの間に、彼女を迫害していた時の青州留置場の監視ビデオを取り調べるよう求め、その間の尋問記録の担当者を調べ、彼女を迫害した刑事責任を追及するよう求めたが、裁判官はびくびくして拒否した。また、曹さんは、彼女が国保大隊に虐待され意識がもうろうとしていた時に言った話のすべては無効だと強調した。国保大隊がその時にどのような卑劣なやりくちと陰謀を使ったかは現在調査中である。 

  1年あまりになり、国際社会のマスコミと正義の人達の関心の下で、当局は長引かせてなかなか判決を出さなかった。しかし、山東省政治法律委員会がイ坊市に到着する時、裁判所は突然10月18日に曹さんに判決を言い渡すことを決定した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年10月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/24/211019.html

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