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吉林省:高智晟弁護士の取材を受けたことのある孫淑香さんが危篤状態

(明慧日本)有名な人権弁護士・高智晟さんの取材を受けたことのある、吉林省長春市の法輪功修煉者・王玉環さんは共産党の迫害によりすでに死亡し、孫淑香さんは再度不法な労働教養2年を科され、10月26日、強制的に黒嘴子労働教養所に送られた。現在、孫さんは迫害により危篤状態に陥っている。

  2009年9月21日夜、孫淑香さんは娘の家で孫の世話をしていた。翌日の朝、長春市の国保分隊と「610弁公室」の警官が強行に孫さんを連行し、娘(修煉していない))の家を不法に家宅捜索した。孫さんの鞄にあった2千元以上の人民元と携帯電話が奪われ、今なお返されていない。

  警官の残酷な拷問により孫さんは危篤状態に陥った。母親が危篤状態になっていると知らせを受けた娘が、第三留置場へ面会に行った時、警官は公安病院へ送ったと言った。娘は公安病院へ行ったが、病院にいた警官は「私達には分からない、どんな情況も教えることはできない」と言った。そこで、娘はまた「610弁公室」に行ったが、入る前に拒否された。そこで娘は「610弁公室」に電話すると、警官は「あんたの母親はとても元気だ」と言うので、電話の相手の名前を聞くと拒否された。娘は「私の母は誰からも好かれる良い人で、家では子供の世話をする人であり、刑事犯罪者ではありません。私の家に押し入って母を連行し、今、すでに危篤状態で、娘として家に連れて帰り、治療をさせようとするのは当たり前のことではありませんか」と言った。しかし、警官は「あんたの母親は法輪功の主要な役割を果たす人物で、身からさらに掘り出すものがあるかも知れない」と言った。

  孫さんは公安へ連行され、病院で1カ月以上「610」の警官に自白を強要され、残酷な拷問を受けて、危篤状態に陥った。孫さんは毎日点滴により命が維持されている。10月26日に市の「610弁公室」の警官は危篤状態の孫さんを黒嘴子労働教養所の一大隊に移送して2年の判決を下し、引き続き迫害している。労働教養所は普段、新人を受け入れる際は、その家族に生活必需品を面会時に持ってくるように知らせを出している。しかし娘が労働教養所に母親との面会を申し出ても、警官は悪事が暴露されるのを恐れて拒否している。 

  孫さんは、1957年8月29日の生まれで、胆嚢炎、萎縮性胃炎、冠動脈硬化症、狭心症、卵巣腫瘍など多くの病気を患っていて、かつて大病院で薬や、注射の治療を受けていた。医者の診断により手術して腫瘍を取ろうとしたが、心臓病が重いため手術ができず、薬で維持してきた。孫さんはやせて骨と皮ばかりになり、顔色は黄色く、食物を見るだけでむかむかし気分が悪くなった。しかし1997年8月29日から法輪功の修煉を始めて間もなく、体に良い変化が現れて、薬の使用を中止し、40日過ぎた頃には、体が不思議に風船のように軽くなり、地面を離れるように感じ、歩く時は浮き上がるようで、全身にはいつも使っても使い切れないほどの力がわいてきた。

  10年来、孫さんは人々に法輪大法の真相を伝えることを堅持して、12回も連行され、不法に拘束、労働教養、残酷な拷問に遭っていた。夫は警官に脅迫されてしかたなく孫さんと離婚し、年老いた母親は悲しみ耐えられず死亡した。高智晟弁護士が2005年12月12日に中国のトップ胡錦濤主席、温家宝首相および中国同胞へ出した公開状の中で、「当時48歳になる長春の市民・孫淑香さんは6年間に不法に9回も拘禁された」と記されている。

  2006年11月3日、孫さんは同修に会いに行った時に、見張りの経済開発区の公安支局の警官に捕えられ、第三留置場へ連行され、9日間拘束された後、1年半の労働教養を言い渡された。その時、孫さんは迫害により病状が重く、すでに危篤状態だったので、労働教養所は受け入れず、警察の企みは実行できなかった。

  2007年1月17日、孫さんは完全に回復出来ないまま、紅旗街で真相資料を配ていたところ、紅旗街派出所の警官に捕えられ、残虐な拷問で苦しめられた。20数日過ぎて、息も絶え絶えの状態になっていたが、市当局は労働教養1年半の判決を下して、黒嘴子労働教養所へ送った。しかし受け入れられなかったので、元旦前に釈放した。

  法輪功修煉者・孫淑香さんは、現在、また不法に拘束され、迫害によりすでに危篤状態に陥っている。国内外の法輪功修煉者と正義ある人々の救援を切に希望している。

  2009年11月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/2/211704.html

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