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神韻公演の宣伝活動に参加した修煉体験(二)


文/トロントの大法弟子

(明慧日本)

 三、大法の素晴らしい奇跡と全体の威力

 その後、私は積極的にその広告会社にアプローチして、やっと協賛を得ることに成功しました。驚くことに、アプローチから成功するまでなんと1週間もかかりませんでした。そのすべては、大法の素晴らしい奇跡によるものでした。最初は担当者が誰かも分からず、どこから始めればよいかと戸惑いましたが、不思議なことに、最後まで努力していくと、広告会社から全幅の協力を得ることができました。師父のご加護とご啓示の下で、ここまでこられたのだと思います。その間に出会った自分の心性に対する厳しい試練において、特に師を信じて法を信じる心を保つかどうかが最も難しかったのです。

 その広告会社が協賛を承諾してくれた時、一般通信業の広告費用は、月に3000ドルという話に及びました。そうすると、1カ月半の広告費用が4500ドルとなると計算しながら、自分にはとても負担できない金額だから、協賛がなくてはならないと驚きました。経済状況が厳しい今、神韻公演を助けた個人や団体は、いずれも将来多大な福が与えられるに違いありません。しかも、彼らにとって未来の幸せに恵まれる基板を築くことになります。私は、その考え方をもって、個人や企業に協賛を要請する時、金額に関わらず、協賛の成否も気にせず、まったく相手の立場に立って、彼らにこの素晴らしい機縁を失わないようにと心から願い、電話なり電子メールなりで相手のために伝えれば、口調も自然に優しく穏やかになります。その時、頭に思ったことは、すべて相手のためでありました。

 また、宣伝期間は、神韻の公式ネットサイトからも不思議に強いパワーを感じました。ネットにアクセスして順調にホームページに入れば、ほとんどのゲストは神韻の宣伝が気に入って、その純善・純美のエネルギーを感受する中で、感化されます。

 企業は営利を目的とする上、社会に奉仕する義務も伴っています。企業がこれを果たせば、地域に良いイメージを与えます。私は、協賛を要請する時、真心で相手企業の利益を考慮しながら、神韻公演の素晴らしさをアピールしており、営利とイメージ作りを融合したメリットを伝えれば、企業は話を聞いてくれるうえ、喜んで協賛を承諾してくれます。

 一方、内部では、同修の全面的な協力もとても必要です。その時、24時間以内に宣伝広報を完成しなければならない情況下で、同修が一丸となって限られた時間に効率よくできました。そこで、正しく全体がよく協調していれば、強大なパワーが形成されると実感しました。

 四、修煉者の一言一行も神韻を宣伝する架け橋

 ある日の午後、会社帰りに知り合いの華人のところへ通訳の手伝いに寄りました。知り合いは英語を話す外国人と商談の件で私を通訳に当てました。商談は順調に進んでよい結果になりましたので、知り合いが感謝しながら、謝礼を渡してきました。しかし、その金額は、通常より高いので、受け取るのを断りました。彼女は私のこの行動に驚いて、誰でも多くもらいたいのに、半分以上私に返してくるなんて他の人とは違う、と言いました。

 私は、すぐこれをきっかけにして神韻公演を紹介し始めました。彼女は最後まで真剣に話を聞いてくれました。この間、私の一言一行に興味があるように、私が握っているチラシや私の表情を見たりしました。そして、あなたの言動から、あなたの紹介する神韻はきっと素晴らしいものだ、と言った彼女は、その場で一番高い200ドルのチケットを4枚買ってくれました。最後に、彼女は「夫と子供、上司を誘って一緒に行きます。コンサートが近づいたら一声かけてください。私と家族は正装してコンサートに参加します」と話しました。

 それから、家へ戻って法を勉強しました。『新唐人テレビ討論会での説法』に、「彼らがかつてどれほど偉大な生命だったのか皆さんも考えたことがなく、彼らはこれほど大きな危険をおかすまで、この世に身を投じて、ここまで危険なところに下りてきました。このことだけでも皆さんは彼らを救い済度し、彼らを連れ出すべきです」と書かれていました。

 個人の理解では、今日すべての生命は大法と縁があって、この世にやってきました。彼らもかつて大法を正しく信じて、三界に下りてきたわけです。日頃、私たちが出会う人は師父と縁のある人で、師父が救い済度される生命だと考えれば、心から彼らのことを大事に見て、彼らに神韻と繋がる機縁を与えることができます。そこで、修煉者は法に基づいて一言一行を律すれば、神韻を紹介する大事な架け橋になるのです。

 五、学法と煉功を欠かさず、公演前の時間を大切にすべき

 会社でいつも昼休みの時間を利用して、近くの公園で何人かの同修と一緒に煉功しています。ある日、忙しくてその日の煉功をやめようと思いました。しかし、こうしてパソコンの前に座っていながら、何となく落ち着かない状態が続いていましたので、煉功場所に向かいました。

 そこに着いたら、1人の外国人女性が「あなたたちがここで煉功していることを大分前から知っています。煉功に興味を持っていましたが、ずっと声をかけませんでした。今日は、あなたをずっと待っていましたが、来ないので帰ろうと思ったら、あなたがやって来ました」と言いました。現在、彼女は私たちと一緒に煉功しており、すでに第1式と第2式の功法を学びました。その彼女は、こう言ったことがあります。「このすべては神様のご加護です。煉功する時、強いエネルギーを感じます。これからも、ここに通い続けたいと思います」

 私は、慈悲なる師父のご加護とご啓示があってこそ、ここまで来られたと実感しています。私たちは、いつになっても、必ず修煉の基礎と根本を忘れてはならず、神韻公演を広めることに責任を果たし、同修と励まし合って全体に協調し、学法と煉功を欠かさずに精進すべきです。それでこそ、修煉者が向上して良い状態が保たれ、神韻公演の宣伝に打ち込めます。

 今年1月、神韻公演は成功裏に幕を閉じました。内心から神韻の再来を期待して、「神様が集まられる」時がまたトロントに来ると信じています。師父が私に、神韻公演の宣伝プロジェクトに参加する機縁をくださったことに、心から感謝してその機縁をこれからも大事にします。時々刻々と時間を無駄にしないように自ら大法の中に溶け込んで、師父が救い済度しようとされる人に神韻との機縁を繋げるよう責任を果たします。その機縁をどうか逃しませんように!

 (完)

 2009年11月7日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/28/207278.html

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