日本明慧
■印刷版   

吉林省の女子刑務所、法輪功修煉者300人以上を監禁

(明慧日本)吉林黒嘴子女子刑務所には現在、300人以上の法輪功修煉者が監禁されている。刑務所は「ベッドで引き伸ばし」(ベッドの四隅に法輪功修煉者の両手と両足を結んで引っぱり、動けないようにして固定する)という拷問で法輪功修煉者を苦しめ、数多くの法輪功修煉者に迫害を加えた。また、刑務所は法輪功修煉者を「転向」させるため、洗脳を行い、法輪功修煉者同士の接触を禁止している。 

 法輪功修煉者の多くは、刑務所の中の3階と4階に監禁されている。3階の7つの牢屋に70〜80人、4階の14個の牢屋には、牢屋ごとに16人が監禁されている。 

 刑務所の3階では、「ベッドで引き伸ばし」という拷問が行われている。数年前、「ベッドで引き伸ばし」の迫害を受けた吉林省舒蘭市の法輪功修煉者・宋艶群さんは、今も足首にその傷跡が残っている。

 刑務所の4階では、法輪功修煉者を強制的に「転向」させた後、労働をさせず、毎日洗脳をしている。 

 刑務所側は、良心を忘却した受刑者を利用して、法輪功修煉者に拷問を加えさせている。受刑者は受刑期間を減らしてもらうため、法輪功修煉者を監視し、警官に報告したり、法輪功修煉者を虐待したりしている。 

 刑務所に監禁されている法輪功修煉者の大半は3年以上経っており、長期にわたって迫害を受けている。法輪功修煉者の間で、会話が多かったり、仲良くなったりすると、直ちに監視者が警官に報告し、引き離される。また、法輪功修煉者は、徹底的に「転向」しないことが監視者により警官に報告されると、直ちに数日間から1ヶ月間、立ちっぱなしにさせるなどの目に遭う。

 刑務所にいる法輪功修煉者たちは、奴隷のような労働を強いられ、学法と煉功ができないため、健康な身体を失った修煉者も多い。

 2010年1月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/1/19/216521.html

■関連文章
川西女子刑務所の警官、受刑者を利用して法輪功修煉者を迫害
吉林省図們市:女性教師・劉雅仙さんが連行される
吉林・北京:2人の法輪功修煉者が迫害されて死亡
黒龍江省:法輪功修煉者・曲新蓮さん、10年間で5回監禁される
吉林市:王慧敏さんは何度も迫害を受けて死に至る
湖南省:蒋平田さんが長沙女子刑務所に迫害され危篤
安徽省:中学校教諭の金麗達さんは長期に迫害される(一)
吉林市:法輪功修煉者の夫婦に不当に懲役8年の実刑判決
湖北省・吉林省・北京市の法輪功修煉者3人が迫害され死亡
吉林省の警官、6年の刑期を終えた史成賓さんに嫌がらせ