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内に向かって探し、旧勢力に隙に乗じさせない


文/中国の大法弟子・小菊

(明慧日本)最近のことですが、私は神韻公演のDVDを持って同修と一緒に市場へ行き、人に会うたびに配って、早くも全部配り切りました。喜びのあまり、他の同修にもこのことを話しました。

 翌日行くと、妨害がやってきました。ある年配の女性が後ろから追い駆けてきて、「あなた達は紙幣に『天が中共(中国共産党の略称)を滅し、脱党して安全を守る』を書いているが、これは反党だ」と罵声を浴びせました。私は落ち着いて「私たちは反党ではない、中共が悪すぎるので、腐敗したため天がそれを滅しようとしているのです。私たちはあなたに平安な方法を教えているだけです。あなたは今は信じなくてもでたらめに言わない方がいいです。自分のために正しい道を選択してください」と言いました。そして、私は同修と一緒に発正念して、この叔母さんの背後で操る卑しい鬼や黒い手を一掃し、共産邪霊を取り除きました。徐々に彼女は黙るようになりました。私たちは続けてDVDを配って、家まで戻りました。先の叔母さんを思い出してとても気の毒に思い、再び会ったらぜひ真相を伝えたいと思いました。

 三日目の市場行きですが、神韻のDVDを私服警官に配って、これは中国の伝統文化であり、世界レベルの物だと話しました。彼は、これは法輪功の物だろうと反論しました。「法輪功は全世界で良いと知られていますよ」と私は説明しました。すると彼は、「DVDはまだどれだけあるのか? 俺を誰だと思っているんだ」と言いました。「あなたが誰であっても関係なく、真相を知ることこそ大事です。自分の命に責任を持つべきで、人を害して自分にも害することをしない方がいいです」と私は話しました。そして、私は袋をしっかり握って、心も怖がらずにいました。彼は「帰っていいよ、もう配らないで、もう一回捕まったら簡単には済まないよ」と言いました。私は心で、あなたの言うようにはならない、師父の言われることが正しい、私は師父が按排してくださった道を歩むのだと思いながら、市場でDVDを配ってから帰りました。

 家に着いてから、連続で妨害に遭ってなんとなくおかしいと思いました。内に向かって、自分の心の問題を探しました。恐怖心? いいえ、違います。それではなんだろうと思っていたら、師父が同修の口を借りて啓示してくださいました。「私たちは大法のことをして歓喜心、顕示心を起こさないで、黙々と行えばばよい」と同修が言いました。これでやっと悟りました。「多くの学習者は常人の中で修煉しているため、いろいろな心が捨てられず、そうした多くの心がすでに当然なものになっていて、本人も気づきません。この顕示心理もいろいろなところに現われており、良いことをする時にさえ現われてきます。普段から自分の名誉や利益のために、ちょっとした良いことがあると、それをことさらに言いふらしては、自分がいかにすごいか、強いかを吹聴(ふいちょう)します。」(『転法輪』)この顕示心はすでに癖になり、本当に気づきにくく、それが分かってすぐ発正念をして、この人心をなくしてからは、妨害もなくなりました。

 物事に遭ったら内に向かって探すべきだと師父は教示されています。ある日、「あなたの家族がレストランで食事をしています。あなたはなぜ行かないの」と言われました。「知らない、関係ない」と軽く言いました。しかし、この言葉を出した途端に、心に嫉妬心が湧いてきました。これは明らかに常人の心、嫉妬心であり、真の私ではない、認めてはいけないと分かりました。そして、師父の説法の「常人が得ようとしているものは個人の利益で、どうすれば暮しが良くなるか、どうすれば楽に暮せるかということです。煉功者はそれと正反対に、常人の得ようとするものは求めようとしません。そのかわり、常人は修煉しないかぎり、われわれの得るものを得ようとしても得られません」(『転法輪』)という部分を思い出しました。すると、心が明るくなり、本当に動じないようになりました。

 修煉はとても厳粛なものであり、私は自分に最大の私心があると分かりました。それは、何かあったら人のために考えるのではなく、まず自分を保護しようとし、甘い言葉を聞きたいと思い、逆鱗に触れたら怒りだします。不平の心や、内に向かって探さない心、自分が修煉者で人よりすぐれているという自惚れです。もろもろの心を探したら本当にたくさんあります。「さまざまな利益を前にして執着心を捨て去ることができ、そういうものに淡泊になれたら、こういうことを真に実行できれば、難しいことは何もありません」(『転法輪』)

 私はこれらの執着心をなくすことを決心しました。そして学法をしっかり行い、法に同化し、三つのことをして、自分の使命を果たして師父について帰ります。

 2010年3月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/20/220123p.html

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