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吉林省:看護婦に不当に重刑判決

(明慧日本)吉林省結核病医局の元看護婦・呂雅軒さん(60代)は1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて11年来、中共当局による一連のひどい迫害を加えられ、6度も拘禁された。以下は、呂さんが受けた迫害状況の一部。
 
 2000年5月19日、法輪功の無実を伝えるために北京へ行っていた呂さんは、家に戻ったところ、九台市南山街派出所の警察に留置場へ移送された。
 
 2000年6月22日、上記と同じ理由で、呂さんは長春市駐在北京弁事所の迫害を受け、10日間の不当拘留で九台市留置場を経て、労働教養1年の処分を受けた。教養所では昼休みもなく辛い労働を課され、毎日16時間から20時間にわたって強いられた。
 
 2001年9月22日、九台市南山街派出所の警官は、法輪功を放棄する声明書を拒否した呂さんを連行し、同所で6時間ほど身柄を拘束した。
 
 2001年9月28日、公安局政保科の蹴り感5人は呂さんを強制連行しようと事前に企てていたが、失敗に終わった。それから、呂さんは放浪生活を余儀なくされた。
 
 2002年11月28日、呂さんはマンション6階の自宅で室内に突入してきた警官5人に強制連行された。そして、呂さんは警官に頭から服をかけられたまま殴る蹴るの暴行を受けたうえ、トラの椅子の拷問で両手と両足が強く引っ張られたため、両腕に神経傷害を負い、左手が上がらないなど数カ月の重体に陥った。
 
 2003年11月7日、呂さんは体をロープで縛り付けられ、両手を手錠でかけられたまま、パトカーで九台市裁判所へ送られた。呂さんは裁判所にある部屋で秘密裏に裁判を開かれ、それによって懲役8年の不当判決を下された。その前に、裁判所の入り口で悲鳴を上げた呂さんは、数人の警官に集団暴行を受け、スタンガンで電気ショックを加えられた。
 
 2004年1月9日、長春市中級裁判所(高裁にあたる)は、呂さんに対して二審を行ったが、原審を維持した。呂さんは、ただちに長春市女子刑務所へ移送された。呂さんは拘禁されておた間、家族との面会や衣服などの仕送りさえ許されなかった。
 
2010年12月16日

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