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遼寧省の裁判所、法輪功修煉者に対する裁判を行う(写真)

(明慧日本)遼寧省瀋陽市にある裁判所が2010年4月19日から21日にかけて法輪功修煉者・王玉春さん(48歳男性)、馬国啓さん(58歳女性)と郭鴻雁さん(40歳女性)にそれぞれ裁判を行った。21日、郭鴻雁さんに裁判を行ったとき、国家保安大隊が多くの私服警官を動員し、裁判所の周りの通行人に対して撮影し、パトカー1台を出動させ、裁判所の周りでパトロールをした。

王玉春さん
郭鴻雁さん

 瀋陽市に住む王さん、馬さんと郭さんが逮捕されて7カ月経ち、正月の期間に裁判所が弁護士に「検察院が訴訟を取り下げたとの通知が来た」と言った。しかし、家族が詳しく聞いても、検察院と公安局ははっきりと言わない。3人の裁判を同じ日に行わないというのは理由があると思われる。

 2010年4月19日、裁判所は突然王さんに裁判を行った。裁判所は弁護士を王さんに紹介した。しかし、その弁護士は王さんと面会もないまま裁判を行った。公開裁判のはずだが、王さんの妻と子供2人だけに傍聴を許しました。判決がないまま終わった。

 王さんは瀋陽市不動産局のボイラー技士をしていました。修煉した後、タバコと酒をやめました。王さんが連行された後、家族は収入が途絶え、さらに娘は病気であまりよくありません。王さんは2009年9月24、会社で国家保安大隊に連行され、留置場に拘禁された。

 2010年4月20日、午前10時に馬さんに対して裁判が始まった。馬さんの娘と妹が傍聴に来ていたが、当日は判決は出なかった。

 馬さんは修煉する前、血管炎と心臓病などを患っていました。2003年に修煉し始め、病気が全快した。2009年9月22日、馬さんと娘が一緒に国家保安大隊に連行され、家宅捜査され、法輪功関係の書籍、電話、携帯電話、電子時計などの私物を没収された。娘は洗脳班に拘禁された後、釈放された。馬さんは7カ月拘禁され、その間、家族との面会を禁止されていた。

 2010年4月21日午前10時ごろ、郭さんに対して裁判を開始した。午後1時に終了した。裁判所は、郭さんの母と姑に傍聴することを許可し、当日は判決が出なかった。

 郭さんはケーキ屋を営んでいます。209年9月9日、国家保安大隊が何の理由もなく突然家宅捜査を始めた。連行された郭さんの父は二枚の白紙に署名するよう脅迫され、署名した後、家に帰ることができた。その後、郭さんの長年貯めてきたお金、運営資金と個人資産が奪われた。奪われた財産を返すよう要求したが、国家保安大隊が拒否し、後日に裁決書を送ると言った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年5月1日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/28/222434.html

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